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J-GLOBAL ID：201002243170693933   整理番号：10A0228978

エンドカンナビノイドは選択的に甘味を亢進する

Endocannabinoids selectively enhance sweet taste

著者 (11件)： YOSHIDA Ryusuke (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  OHKURI Tadahiro (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  JYOTAKI Masafumi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  YASUO Toshiaki (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  HORIO Nao (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  YASUMATSU Keiko (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  SANEMATSU Keisuke (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  SHIGEMURA Noriatsu (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  YAMAMOTO Tsuneyuki (Nagasaki International Univ., Nagasaki, JPN) ,  MARGOLSKEE Robert F. (Monell Chemical Senses Center, PA) ,  NINOMIYA Yuzo (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 2  ページ： 935-939  発行年： 2010年01月12日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エンドカンナビノイドはレプチン作用とは逆に甘味亢進剤として機能した。エンドカンナビノイドとしてAEAあるいは2-AGを投与すると,甘味料に対する味覚神経応答が増大した。カンナビノイドは甘味-苦味混合物に対する行動応答を増大させ,甘味化合物に対する味覚受容体細胞の電気生理学的応答も上昇した。CB1受容体ノックアウトマウスではエンドカンナビノイドによる味覚応答亢進が消失し,エンドカンナビノイドの味覚細胞の甘味応答への影響はCB1受容体アンタゴニストにより減弱した。

シソーラス用語： *カンナビノイド ,  *ホルモン ,  情報伝達受容体 ,  麻薬拮抗薬 ,  ノックアウトマウス ,  甘味 ,  細胞 ,  *味覚 ,  免疫染色 ,  生体刺激 ,  カルボアミド ,  スルタム ,  芳香族縮合化合物 ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  フラノシド ,  グルコシド ,  フルクトオリゴ糖 ,  キノリンアルカロイド
準シソーラス用語： *エンドカンナビノイド ,  カンナビノイド受容体CB1 ,  カンナビノイド受容体アンタゴニスト ,  味蕾細胞 ,  味覚刺激

分類 (2件)： その他の感覚  (EJ13040X) ,  その他の脊椎動物ホルモン  (EB08070K)

物質索引 (7件)： 2-アラキドニルグリセロール ,  AM251 ,  N-アラキドノイルエタノールアミン ,  SC-45647 ,  サッカリン ,  塩酸キニーネ ,  スクロース

タイトルに関連する用語 (3件)： エンドカンナビノイド ,  甘味 ,  亢進