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J-GLOBAL ID:201002244263773178   整理番号:10A0255015

負誘電泳動を用いた粒子操作に基づく農薬の競合多免疫検出

Competitive multi-immunosensing of pesticides based on the particle manipulation with negative dielectrophoresis
著者 (8件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 1928-1933  発行年: 2010年04月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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迅速かつ無分離免疫検出系を開発するために負誘電泳動(n-DEP)に基づく粒子操作を応用した。アトラジン及びブロモプロピラートの広く使用されている2農薬を標的分子として用いて微粒子の迅速操作に基づく競合免疫検出を検証した。特異的抗体で修飾した蛍光微粒子懸濁液は櫛形微小アレイ(IDA)電極と抗原と共役した蛋白質によって固定化されたITO基板から構成したn-DEP機器内に注入した。IDAへの2MHzのAC電圧(ピーク対ピークで16V)の印加は大部分の粒子が60秒以内にIDAギャップを覆う上層ITO上で線パターンを形成した。検体が存在しないと,パターン化微粒子は免疫複合体形成によってITO上に非可逆的に捕捉された。抗-アトラジンIgGを持つ微粒子は検体(アトラジン)溶液中に懸濁すると,遊離アトラジンで抗体結合部位が占拠されてITO上の微粒子の非可逆的捕捉が阻害された。結果として,検体分子は電圧をオフにするとITOから再分散して線形成を崩壊した。溶液中に懸濁した非捕捉微粒子のものから指定された領域で捕捉された微粒子の蛍光強度を識別敵に検出できた。このため,従来型免疫分析に要求される分離段階が本手法では除去された。検体を含有するオレンジジュース溶液中での3分間の微粒子前反応はアトラジン及びブロモプロピラートのそれぞれ4及び1.5μg/Lの検出限界濃度での測定を可能にし,食品試料中の農薬残留に関する国際規制を達成する十分な検出能を提供した。本分析はn-DEPによる迅速微粒子操作によって非常に促進され,5分間以内に総括的に達成された。アトラジン及びブロモプロピラートに対する特異的競合剤で修飾した2チャンネルを持つDEP機器を使用することによって2農薬前粒の同時測定の可能性も検証した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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バイオアッセイ  ,  抗原・抗体・補体の生産と応用 
タイトルに関連する用語 (4件):
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