文献

J-GLOBAL ID：201002246351155401   整理番号：10A1092028

液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析と組み合わせたフルオラス誘導体化 生物試料中のシアル酸類の選択的及び高感度な定量法

Fluorous derivatization combined with liquid chromatography/tandem mass spectrometry: a method for the selective and sensitive determination of sialic acids in biological samples

著者 (7件)： HAYAMA Tadashi (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN) ,  SAKAGUCHI Yohei (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN) ,  YOSHIDA Hideyuki (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN) ,  ITOYAMA Miki (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN) ,  TODOROKI Kenichiro (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN) ,  YAMAGUCHI Masatoshi (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN) ,  NOHTA Hitoshi (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Rapid Communications in Mass Spectrometry  (Rapid Communications in Mass Spectrometry)
巻： 24  号： 19  ページ： 2868-2874  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： T0695A  ISSN： 0951-4198  CODEN： RCMSEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フルオラス誘導体化及び液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析の分析条件はシアル酸標準溶液のN-アセチルノイラミン酸,N-グリコリルノイラミン酸(NGNA)及び2-ケト-3-デオキシ-D-グリセロ-D-ガラクトノノン酸(KDN)を用いて最適化し,ヒト尿及びフェチュイン試料に応用した。シアル酸のカルボキシル基はヘプタデカフルオロウンデシルアミンによってアミド化した。誘導体化反応は室温条件で迅速に進行した。誘導体化した化合物は液体クロマトグラフカラム(ペルフルオロアルキル固定相)に特異的に保持され,エレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析によって検出できた。内部標準法(ノイラミン酸メチル)による検出限界は60(NGNA)~750amol(KDN)であった。

シソーラス用語： *LC-MS分析 ,  *タンデム質量分析 ,  有機フッ素化合物 ,  *誘導体化 ,  *生体試料 ,  *アミノ酸 ,  *定量分析 ,  ヒト ,  尿 ,  糖タンパク質 ,  アミド化 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  アミノ糖 ,  脂肪酸 ,  ケトース ,  アルドン酸 ,  カルボアミド ,  デオキシ糖
準シソーラス用語： *LC-MS/MS分析 ,  *シアル酸 ,  フェチュイン

分類 (1件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J)

物質索引 (4件)： N-アセチルノイラミン酸 ,  N-グリコリルノイラミン酸 ,  2,4,5-トリヒドロキシ-6-(1,2,3-トリヒドロキシプロピル)-テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボン酸 ,  2,4-ジヒドロキシ-5-(アセチルアミノ)-6-(1,2,3-トリヒドロキシプロピル)-テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 液体クロマトグラフィー ,  タンデム質量分析 ,  誘導体化 ,  生物試料 ,  シアル酸類 ,  高感度 ,  定量法