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J-GLOBAL ID：201002248480362254   整理番号：10A0327854

細菌増殖に対するペプチド核酸(PNA)のアンチセンス的影響とバイオテクノロジーでの応用可能性

Peptide nucleic acids (PNAs) antisense effect to bacterial growth and their application potentiality in biotechnology

著者 (3件)： HATAMOTO Masashi (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  OHASHI Akiyoshi (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  IMACHI Hiroyuki (Japan Agency for Marine-Earth Sci. and Technol. (JAMSTEC), Kanagawa, JPN)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 86  号： 2  ページ： 397-402  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ペプチド核酸(PNA)を用いるアンチセンス技術について,mRNA及びrRNAを標的とする抗微生物PNAの開発に関する最近の研究と非臨床的バイオテクノロジー分野での応用の可能性に焦点を当てて述べた。PNAはヌクレアーゼ及びプロテイナーゼに対して安定でありDNA及びRNAの相補鎖と強い複合体を形成するため,遺伝子発現や微生物増殖を高特異的に阻害するためのアンチセンス技術として使用される。これまでPNAオリゴマを用いた多くの細菌アンチセンス及びアンチリボソーム研究が報告され,有効なアンチセンスPNAを設計するためとPNAの細菌細胞エントリーを改良するためのパラメータが報告されている。細菌増殖阻害のためのmRNA及びrRNAを標的するPNA配列とそれらの阻害濃度を表示し,細菌細胞への取込,混合細菌系及び環境系への応用での種特異的作用などのPNAの問題点を解説した。

シソーラス用語： *核酸 ,  増殖 ,  バイオテクノロジー ,  *抗微生物作用 ,  *遺伝子操作 ,  mRNA ,  rRNA ,  ヌクレアーゼ ,  プロテイナーゼ ,  cDNA ,  RNA【核酸】 ,  増殖阻害 ,  取込
準シソーラス用語： *アンチセンス法 ,  *アンチセンスペプチド核酸 ,  細菌増殖 ,  相補DNA ,  相補RNA ,  *ペプチド核酸

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB04020F) ,  病原体作用薬一般  (GW17010H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 細菌増殖 ,  ペプチド核酸 ,  PNA ,  バイオテクノロジー ,  応用 ,  可能性