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J-GLOBAL ID:201002254231600137   整理番号:10A0960795

「つくばチャレンジ」-自律移動ロボットで公道走行に挑戦する-Amigo2009[法政大学自律ロボット実験室(ARL)]

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資料名:
巻: 49  号:ページ: 628-631  発行年: 2010年09月10日 
JST資料番号: F0131A  ISSN: 0453-4662  CODEN: KESEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らは,屋外環境におけるロボット競技大会であるIGVCに1996年から参加しており,2008年からはつくばチャレンジにも参加するようになった。本事例紹介では,2009年の出場ロボットAmigo2009の紹介と,長年参加してきたIGVC大会の紹介,および,つくばチャレンジとの違いの観点から解説を行う。自律移動ロボットAmigo2009は,外界センサとして2つのレーザースキャナ,DGPSを,内界センサとして車輪速度計,光ファイバージャイロ,それに磁気センサ,オムニカメラを搭載している.2つのレーザースキャナのうち下部のものは,主として比較的遠い障害物をスキャンするように設定している.制御プログラムは,IGVCで使用しているウェイポイントナビゲーションプログラムをベースに開発した。デットレコエングとDGPSを融合するカルマンフィルタ,それに障害物回避アルゴリズムで構成した.カーブや既存の静止障害物などを考慮し,安全に走行可能な約150点の位置座標を抽出し,それをウェイポイントとした。実際に自律走行をさせ,制御プログラムのチューニングと,ウェイポイントの微調整を行ない,トライアル走行会までに微調整を完了させた.トライアル走行は,7分57秒でトライアル地点を通過することができた。本走行は,順調に走行することができたが,655m地点でコースアウトし,パイロンにぶつかりそうになり完走を逃した。パイロンを移動してもらい,参考記録ということで続行した結果,その後は問題なくゴールまで到達することができた.IGVC大会は1つのコンベティション,3つのチャレンジにより構成され,それらの合計により総合順位が決まる。IGVCに比べつくばチャレンジは,一般の市街環境での走行であるため,移動障害物(人間,自転車など)を考慮する必要があること,コース長が約1kmとIGVC大会の距離の約4倍あること,本番は,1回のチャンスのみ,などの点で異なる。しかし,どちらのロボット競技も,ルールや目的など違いはあるが,研究の促進・活性化,および学生の研究に対するモチベーションの向上に十分な効果があると感じている.
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分類 (1件):
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ロボットの運動・制御 
引用文献 (5件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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