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J-GLOBAL ID:201002255006314482   整理番号:10A0954338

オオバヤシャブシ(Alnus sieboldiana Matsum.)の優占する緑化法面における正味のCO2固定量の推計

Estimate of net CO2 sequestration in a revegetation slope dominated by Alnus sieboldiana Matsum.
著者 (5件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 3-8  発行年: 2010年08月31日 
JST資料番号: Z0839A  ISSN: 0916-7439  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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緑化後14年経過したオオバヤシャブシ(Alnus sieboldiana Matsum.)の優占する緑化法面において植物バイオマスとリター,および生育基盤によるCO2固定量を推計した。その結果,CO2固定量は,1m2当り,幹部分で21.0kg,枝部分で4.2kg,根部分で5.5kg,リターで1.7kg,生育基盤で8.8kgとなった。内訳では,幹と枝による地上部バイオマスで61.3%を占め,次いで生育基盤で21.4%,根による地下部バイオマスで13.3%,リターで4.0%の順であった。さらに,法面緑化工事にかかるCO2排出量を考慮した上で,正味の累積CO2固定量を推計した結果,金網張工に植生基材吹付工を組み合わせでは,緑化後11年で炭素収支がプラスに転じ,緑化後30年で80.6kg CO2 m-2だった。一方,金網張工と現場吹付法枠工と植生基材吹付工の組み合わせでは,法枠の大きい場合,小さい場合にそれぞれ緑化後19年,28年で炭素収支がプラスに転じ,緑化後30年でそれぞれ11.3,0.3kg CO2 m-2だった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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公園,造園,緑化 
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