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J-GLOBAL ID:201002259394495707   整理番号:10A0903973

Thermus thermophilusでの温度ダウンシフトによる低温ショック蛋白質の非常に速い誘導

Very rapid induction of a cold shock protein by temperature downshift in Thermus thermophilus
著者 (10件):
資料名:
巻: 399  号:ページ: 336-340  発行年: 2010年08月27日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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迅速な温度のダウンシフトは,低温誘導蛋白質と名付けた,多くの蛋白質の発現を誘導する。これら蛋白質のいくつかは,低温ストレスにより影響される過程,代謝,転写,翻訳および蛋白質折り畳みに関わることが知られているが,どの蛋白質が温度ダウンシフトを感知するかは同定されていない。ここでは,Thermus thermophilus HB8において温度ダウンシフト直後に誘導される遺伝子のmRNA発現プロファイルを分析した。低温ショック蛋白質遺伝子ttcsp2は,最も迅速に,著しくmRNAが増加を示した。ttcsp2 mRNAは,温度ダウンシフト30秒後に誘導されたが,ttCSP2蛋白質は,10分で最初に検出された。温度に依存した二次構造が,ttcsp2 mRNAのシャイン・ダルガノ配列を含む5′-非翻訳領域で作られることが予想された。45°Cでのこの二次構造の安定化は,ttcsp2 mRNAの分解を抑制し,翻訳を遅延すると考えられた。このように,ttCSP2は,二次構造の変化を介し温度ダウンシフト中に熱センサーとして作用すると考えられる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  細胞生理一般 
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