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J-GLOBAL ID：201002260342619945   整理番号：10A0442988

4°Cに貯蔵中の新鮮なイチゴ(Fragaria ananassa Duch.Fengxiang品種)の貯蔵品質に及ぼすナノ包装の効果

Effect of Nano-Packing on Preservation Quality of Fresh Strawberry (Fragaria ananassa Duch. cv Fengxiang) during Storage at 4°C

著者 (7件)： YANG F. M. (Nanjing Agricultural Univ., Nanjing, CHN) ,  LI H. M. (Nanjing Agricultural Univ., Nanjing, CHN) ,  LI F. (Nanjing Agricultural Univ., Nanjing, CHN) ,  XIN Z. H. (Nanjing Agricultural Univ., Nanjing, CHN) ,  ZHAO L. Y. (Nanjing Agricultural Univ., Nanjing, CHN) ,  ZHENG Y. H. (Nanjing Agricultural Univ., Nanjing, CHN) ,  HU Q. H. (Nanjing Agricultural Univ., Nanjing, CHN)
資料名： Journal of Food Science  (Journal of Food Science)
巻： 75  号： 3  ページ： C236-C240  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： C0005A  ISSN： 0022-1147  CODEN： JFDSAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イチゴは腐敗しやすく貯蔵安定性が望まれる。低湿度で酸素透過性が低く,縦方向強度の高い新規包装材が,ポリエチレンに銀,粘土,酸化チタンのナノ粒子を混合して得られ,そのイチゴ保存への効果を4°Cで調べた。その結果,ナノ包装は通常包装に比べて,イチゴの官能的,物理化学的,生理学的品質を高く保った。12日の貯蔵後に,可溶性固形分,滴定酸度,アスコルビン酸の減少は有意に防止できた。この間,対照に比べ,アントシアニン分解は27%に対し17%であり,マロンアルデヒド含量は約2倍であった。また各種の酸化酵素の濃度はナノ包装で有意に低かった。以上の研究から,ナノ包装がイチゴの品質の保存性向上に有効なことが分かった。

シソーラス用語： *イチゴ ,  *シェルフライフ ,  *食品包装 ,  ポリエチレン ,  *ナノ粒子 ,  銀 ,  粘土 ,  酸化チタン ,  冷蔵 ,  官能検査 ,  滴定酸度 ,  アントシアニン ,  ラクトン ,  第二アルコール ,  ポリオール ,  脂肪族アルデヒド ,  水溶性ビタミン

分類 (3件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  食品包装  (FJ02030B)

物質索引 (2件)： アスコルビン酸 ,  マロンアルデヒド

タイトルに関連する用語 (5件)： 貯蔵 ,  イチゴ ,  Fragaria ,  品種 ,  包装