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J-GLOBAL ID：201002261530852084   整理番号：10A1123686

サフランの新規適用と作用機序およびその重要な原料

New Applications and Mechanisms of Action of Saffron and its Important Ingredients

著者 (2件)： BATHAIE S. Zahra (Tarbiat Modares Univ., Tehran, IRN) ,  MOUSAVI S. Zeinab (Tarbiat Modares Univ., Tehran, IRN)
資料名： Critical Reviews in Food Science and Nutrition  (Critical Reviews in Food Science and Nutrition)
巻： 50  号： 8  ページ： 761-786  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： C0510B  ISSN： 1040-8398  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サフランの柱頭には150種類以上の成分が確認されているが,筆者は本総説でサフランの薬剤への応用および工業的応用について解説し,また細胞および分子的な作用機序や薬理作用に関しても様々な研究チームが発表した新しい知見について考察した。MEDLINE等でサフランに関する研究を検索し,成分の応用に関して検討した。この結果,ニューロン系,循環系などへの応用と,癌への効果に関する研究がみつかった。また細胞的および分子的な作用機序に関する研究も行われていた。サフラン中の強力な成分はカロテノイド,モノテルペンアルデヒドである。機能と構造との関連性に関する研究からは,脱グリコシル誘導体が性質に関連していることなどが明らかになっている。サフランには医療・化粧品・着色産業と幅広い利用があるが,その作用機序に関してはさらなる研究が必要なことが本研究で明らかになった。

シソーラス用語： クロッカス属 ,  *サフラン ,  カロチノイド ,  モノテルペン ,  薬理作用 ,  作用機序 ,  MEDLINE ,  アルデヒド ,  成分 ,  *天然着色料 ,  脂肪族カルボン酸 ,  共役ジエン ,  不飽和カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  脂環式化合物 ,  不飽和アルデヒド ,  単環モノテルペン ,  *植物成分
準シソーラス用語： Crocus sativus L. ,  モノテルペンアルデヒド

分類 (3件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  薬物の研究法  (GV01020U) ,  食品添加剤  (FJ10020H)

物質索引 (4件)： クロシン ,  クロセチン ,  サフラナール ,  ピクロクロシン

タイトルに関連する用語 (3件)： サフラン ,  作用機序 ,  原料