抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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風力発電機の軽量化,高効率化,高出力化を目指して,超伝導線材の利用可能性について考察した。超伝導特性を十分に発揮するためには,直流界磁巻線のみを超伝導化し,鉄心の飽和磁束密度を大きく上回るような高磁場化を図ることが望ましい。本研究では,風力発電用の界磁超伝導型の10MW級空心同期発電機の概念設計を行い,その電磁設計例を示した。10MVA超伝導風力発電機の電磁設計例として,高温超伝導界磁巻線および電機子巻線の設計を示すとともに,無負荷および負荷解析の結果について述べた。検討の結果,高温超伝導線材を使用する風力用同期発電機の実現は可能であることが明らかになった。