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J-GLOBAL ID：201002262291573409   整理番号：10A0577003

除菌氷が魚切り身及び融解氷から集めた水中の細菌負荷削減に及ぼす効果

Efficacy of Sanitized Ice in Reducing Bacterial Load on Fish Fillet and in the Water Collected from the Melted Ice

著者 (4件)： FELICIANO Lizanel (Ohio State Univ., OH, USA) ,  LEE Jaesung (Ohio State Univ., OH, USA) ,  LOPES John A. (Microcide Inc., MI, USA) ,  PASCALL Melvin A. (Ohio State Univ., OH, USA)
資料名： Journal of Food Science  (Journal of Food Science)
巻： 75  号： 4  ページ： M231-M238  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： C0005A  ISSN： 0022-1147  CODEN： JFDSAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 魚はω3脂肪酸に富むが,生鮮状態での保存性に問題がある。除菌した氷が,テラピア魚体と切り身の保存に及ぼす効果を,融解氷中の細菌数を含めて検討した。除菌氷は有機酸製剤商品のPRO-SAN(PS)添加水及び中和電解水で調製した。魚体の試験ではPS添加水道水氷の8hの融解物中の細菌を調べた。切り身試験では大腸菌K12,リステリア,シュードモナス菌を接種し,破砕除菌氷に貯蔵し,12~72h貯蔵後の切り身と水中の各菌数を測定した。試験中に各細菌数は減少したが,1logCFU以下の減少が切り身試料であり,通常氷に比べて,最大のlogCFUで,魚体は約2,切り身で3以上の有意な減少があった。以上の結果は,有機酸製及び電荷水の有効性を示し,また交叉汚染の可能性を減少させることを示した。

シソーラス用語： *除菌 ,  *氷 ,  水 ,  ティラピア ,  有機酸 ,  製剤 ,  貯蔵安定性 ,  微生物汚染 ,  *魚肉 ,  大腸菌 ,  リステリア菌 ,  Pseudomonas ,  細菌 ,  *抗細菌作用
準シソーラス用語： 氷水 ,  電解水 ,  細菌汚染 ,  切り身 ,  大腸菌K12 ,  シュードモナス属 ,  抗菌作用

分類 (3件)： 動物性水産食品  (FJ13020C) ,  食品の冷凍・冷蔵  (FJ03020X) ,  食品の汚染  (FJ01053P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 除菌 ,  氷 ,  魚 ,  切り身 ,  融解 ,  水中 ,  細菌負荷