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J-GLOBAL ID:201002262352078457   整理番号:10A0944997

需要家機器との連携制御を用いた太陽光発電逆潮流制御方式の開発-年間シミュレーションと実証試験-

著者 (1件):
資料名:
号: R09023  ページ: 23P  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: L1889B  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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今後,太陽光発電(PV)を中心とした分散形電源が配電系統に大量に連系されることが予想され,需要家側の余剰電力からの逆潮流によって,配電系統の電力品質が乱される可能性がある。需要家側での対策として,需給一体型運用制御を提案しており,そのひとつとして,需給インターフェイス(需給IF)を活用したヒートポンプ(HP)式給湯機の連携運転を提案している。本論文では,既開発のHP式給湯機の運転計画手法を用いて実施した長期間データによるシミュレーション評価および実証試験の検証結果を紹介する。給湯・電力需要,PV出力の前日予測の不確実性を考慮して,逆潮流抑制と電力コスト最小化を図るHP式給湯機と蓄電池の翌日の最適運用計画手法を元に,異なる3軒の需要家で9カ月間に亘り,シミュレーションを実施した。その結果,HP式給湯機を従来通り深夜のみに運転する場合に比べ,PVの発電機会損失は全ての月で減少し,年間で評価すると,低下率は29~60%に達することが判明した。また,将来を想定するとコストでも最大約20%低下することが明らかとなり,本手法が有効であることが実証された。また,実証運転設備を当所内に設置し,試験を行った。設備は,天気予報の自動取得から給湯需要模擬,HPの運転計画の作成・実行を全自動で行うことが出来るものであり,実証試験の結果,計画通り運転でき,逆潮流を抑制できることを確認した。但し,予測と実績の誤差が大きく,計画の逐次修正は必要不可欠であった。
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分類 (2件):
分類
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太陽光発電  ,  電力系統一般 
引用文献 (9件):

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