抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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露天掘り鉱山などで鉱物資源の積み下ろし作業を行うホイールローダなどの車体屈折式操向車両の自動制御がその作業コスト削減のために期待されている。ホイールローダはその高い機動性のため,除雪作業などにも利用されている重機である。その操舵は,中折れ式であり,前・後車輪は同一軌跡を辿る。本研究では,車輪に起因するものではない新しいもうひとつの仮想的な速度拘束を導入することで,車輪に起因する参照点における速度拘束と合わせて二つの速度拘束を用い非線形状態方程式を導出し,厳密線形化によるホイールローダの直線追従制御を実現した。シミュレーションおよび小型実験車両による実験によりその有効性を示す。(著者抄録)