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J-GLOBAL ID：201002269411800247   整理番号：10A0471679

荷電化粒子検出器を用いた高速液体クロマトグラフィーによる飲料中の糖類一斉分析法の開発

Simultaneous Analysis for Carbohydrates in Drinks by High Performance Liquid Chromatography with Charged Aerosol Detector

著者 (4件)： 田村昌義 (アサヒビール株式会社 食の安全研究所) ,  高橋亜友巳 (アサヒビール株式会社 食の安全研究所) ,  宇山敦生 (アサヒビール株式会社 食の安全研究所) ,  望月直樹 (アサヒビール株式会社 食の安全研究所)
資料名： 分析化学
巻： 59  号： 3  ページ： 239-245 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： F0008A  ISSN： 0525-1931  CODEN： BNSKAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 荷電化粒子検出の高速液体クロマトグラフィーを適用し,飲料中の糖類の一斉分析法を開発した。アルコール飲料,炭酸飲料,スポーツドリンク及びコーヒー飲料中の糖類6種(キシロース,フルクトース,グルコース,しょ糖,乳糖,マルトース)及び糖アルコール1種(エリスリトール)を対象とした。分離には水-メタノール(7:3)及びアセトニトリル系混合物の傾斜溶離を適用し,炭水化物のクリーンアップには強陽イオン交換カートリッジを用いた。提案アプローチによる直線検量域は5~10000μg/mL,定量限界は0.4~19.3μg/mL,相対標準偏差は0.4~4.5%,回収率は84~113%であった。荷電化粒子検出を蒸発光散乱検出及び屈折率検出と比較し,感度及び精度に優れていることを実証した。

シソーラス用語： *高速液体クロマトグラフィー ,  荷電粒子検出 ,  *飲料 ,  *炭水化物 ,  甘味料 ,  同時定量 ,  クリーンアップ法 ,  痕跡量成分 ,  ダイナミックレンジ ,  検出限界 ,  測定精度 ,  食品分析 ,  傾斜溶離法 ,  糖アルコール ,  ペントース ,  アルドース ,  ヘキソース ,  ケトース ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  グルコシド ,  還元糖 ,  ガラクトシド ,  フラノシド ,  フルクトオリゴ糖

分類 (3件)： 液体クロマトグラフィー  (CC04014L) ,  炭水化物一般  (CF10051Q) ,  飲料一般  (FJ06010H)

物質索引 (7件)： エリスリトール ,  キシロース ,  グルコース ,  フルクトース ,  マルトース ,  乳糖 ,  蔗糖

引用文献 (26件)：

• 1) S. Floridi, E. Miniati, L. Montanari, P. Fantozzi : Monatsschr. Brauwiss., 54, 209 (2001).
• 2) K. Petritis, C. Elfakir, M. Dreux : J. Chromatogr. A, 961, 9 (2002).
• 3) A. Clement, D. Yong, C. Brechet : J. Liq. Chromatogr., 805, 15 (1992).
• 4) Y. Li, Y. Wang, H. Qu, Y. Cheng : Chromatographia, 67, 293 (2008).
• 5) P. Sun, X. Wang, L. Alquier, C. A. Maryanoff : J. Chromatogr. A, 1177, 87 (2008).

タイトルに関連する用語 (7件)： 荷電 ,  粒子検出器 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  飲料 ,  糖類 ,  一斉分析 ,  開発