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J-GLOBAL ID：201002273480753878   整理番号：10A0155105

ナノクリスタルセラミックスの新展開 コロイド粒子の電気泳動現象を用いたナノ粒子集積技術

著者 (2件)： 打越哲郎 (物質・材料研究機構 ナノセラミックスセ) ,  鈴木達 (物質・材料研究機構 ナノセラミックスセ)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 45  号： 2  ページ： 88-92  発行年： 2010年02月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 液中帯電粒子を電場で操るELD(電気泳動堆積,泳動電着,電気泳動)法は,セラミックの高機能化,多機能化の汎用・低コストプロセスに期待される。本稿では,電気泳動プロセス及びナノ粒子集積技術としての利点について概説した。1)電気泳動プロセスの動力学:Hamakerのマスバランス則,粒子堆積量,電気泳動度,電位勾配,2)ナノ粒子固化成形技術としての電気泳動プロセス:ジルコニアナノ粒子の焼結性への成形法の影響,円筒形2電極間の電気力線と粒子の泳動モデル,電場の精密制御による粒子アセンブリング,堆積パターン,3)サスペンションの調整:非水溶媒,有機溶媒,高分子電解質の吸着,電気泳動移動度,4)変調電場の利用:パルス直流電場,非対称交流電場,5)強磁場電気泳動プロセス。

シソーラス用語： *セラミック ,  機能性セラミック ,  *ナノ結晶 ,  ナノ粒子 ,  堆積 ,  *電気泳動 ,  定数 ,  物質収支 ,  成形性 ,  焼結性 ,  電場効果 ,  組立 ,  移動度 ,  有機溶媒 ,  吸着 ,  パルス波 ,  非対称性 ,  磁場効果 ,  ハイブリッド方式 ,  酸化イットリウム ,  酸化ジルコニウム ,  懸濁液 ,  酸化チタン ,  アルミナ ,  配向 ,  微細構造 ,  電気泳動堆積
準シソーラス用語： ナノセラミック ,  Hamaker定数 ,  アセンブリ ,  YSZ【セラミック】 ,  配向性 ,  微細組織

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

引用文献 (18件)：

• PUT, S. Acta Mater. 2003, 51, 6303-6317
• 打越哲郎. J. Soc. Inorg. Mater. Jpn. 2001, 8, 11, 478-483
• 濱上寿一. セラミックス. 2005, 40, 3, 150-157
• UCHIKOSHI, T. J. Am. Ceram. Soc. 2008, 91, 5, 1674-1677
• KAWAKITA, M. J. Am. Ceram. Soc. 2009, 92, 5, 984-989

タイトルに関連する用語 (6件)： 展開 ,  コロイド粒子 ,  電気泳動 ,  現象 ,  ナノ粒子 ,  集積