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J-GLOBAL ID:201002276083746872   整理番号:10A0467713

トマトの代謝プロファイリングのためのHRMAS NMRの適格性の研究:組織識別及び果実熟度への適用

Study of the suitability of HRMAS NMR for metabolic profiling of tomatoes: Application to tissue differentiation and fruit ripening
著者 (5件):
資料名:
巻: 122  号:ページ: 877-887  発行年: 2010年10月01日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トマト果実及びトマト組織の代謝研究の効率的技術としてのHRMAS NMRの実用性が記述される。Almeria(スペイン)由来の良好な味のトマト(商品名Zayno)がこの研究に選ばれた。3熟度段階(緑,転換期及び赤)の果実がそれらの外観に基づいて選択された。全果実のNMRデータはトマトピュレーの陽子HRMASNMRスペクトルにより取得された。成熟赤果実由来の果肉,果皮及び種子は別個に分析された。陽子HRMASNMRスペクトルは最少試料調製及び極性及び非極性化合物の同時分析性の利点を有する溶液陽子磁気共鳴の分解能に類似したそれを示した。種子はスペクトルの視覚比較によりはっきりと識別できた。リノール(47%)及びオレイン(28%)アシル鎖が優勢であるトリグリセリドが種子の主要成分であった。対照的に,フルクトース,グルコース,クエン酸,及びアミノ酸GABA,グルタミン及びグルタメートの信号が果肉,果皮及びトマトピュレーのスペクトルを専有した。共分散行列について行った主成分分析は果皮と果肉間の明白な分離を明示した。クチン生体高分子の存在は別にして,果皮は,グリコシル化代謝産物だけでなく,ペクチン分解に関係した糖及び糖部分の特異的蓄積を示した。ケモメトリックス分析も緑から赤成熟段階への代謝軌道の可視化を可能にした。しかし,全果実の分析における試料不均一性は重要な問題であることが分かった。そのような不均一性の源は使用した少量の試料における様々な硬度の組織の存在に帰せられた。転換段階の試料の2クラスタの存在はいくつかの代謝産物のレベルがほとんど同一の外観を有する果実において有意に逸脱する可能性を示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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野菜とその加工品  ,  食品の分析  ,  有機化合物のNMR 
物質索引 (7件):
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