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J-GLOBAL ID：201002281643366721   整理番号：10A1150642

液相合成したナノ粒子の光学および触媒特性

著者 (8件)： 江口美陽 (筑波大 大学院数理物質科学研究科) ,  池田飛展 (筑波大 大学院数理物質科学研究科) ,  吉永泰三 (筑波大 大学院数理物質科学研究科) ,  金原正幸 (筑波大 大学院数理物質科学研究科) ,  XIONG Anke (東大 大学院工学系研究科) ,  前田和彦 (東大 大学院工学系研究科) ,  堂免一成 (東大 大学院工学系研究科) ,  寺西利治 (筑波大 大学院数理物質科学研究科)
資料名： ナノ学会会報  (Bulletin of the Society of Nano Science and Technology)
巻： 9  号： 1  ページ： 33-38  発行年： 2010年10月15日 
JST資料番号： L5734A  ISSN： 1347-8028  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 液相合成したナノ粒子の光学特性及び触媒特性について,これまでに得られた研究成果を紹介する。(1)光学特性 八面体金ナノ粒子を利用したプラズモン結合モードの観察を行った。化学合成により得られた金ナノ粒子のプラズモンエネルギー観察は,散乱光を測定することによって行った。ダークモード及びブライトモードにおける散乱スペクトルの粒子間距離依存性,及び粒子間距離を変数としたダークモードとブライトモードにおけるプラズモンエネルギー変化が観察された。(2)触媒特性 半導体光触媒における水素あるいは酸素生成点としてのナノ粒子の展開について検討した。ナノスケールでの水素生成サイトの改良やナノサイズ化した酸素生成サイトの新規導入といったアプローチにより,GaN:ZnOの光触媒活性の向上を目指した。具体的には水素生成サイトRh/Cr₂O₃(コア/シェル)ナノ粒子におけるPh粒径効果,酸素生成サイトとしての酸化マンガンナノ粒子の担持効果について議論した。

シソーラス用語： *化学合成 ,  *ナノ粒子 ,  *触媒活性 ,  *光学的性質 ,  ロジウム触媒 ,  窒化ガリウム ,  酸化亜鉛 ,  酸化クロム ,  構造 ,  粒度依存性 ,  酸化マンガン ,  担持触媒 ,  活性部位 ,  水素発生反応 ,  光触媒 ,  プラズモン ,  走査電子顕微鏡 ,  助触媒 ,  光電気化学電池 ,  コアシェル構造
準シソーラス用語： *液相合成 ,  金ナノ粒子

分類 (2件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  貴金属触媒  (CB06122I)

引用文献 (34件)：

• Ertl, G.: “Handbook of Heterogeneous Catalysis”, Wiley-VCH, Weinheim, 2008.
• Sanders, A. W., Routenberg, D. A., Wiley, B. J., Xia, Y., Dufresne, E. R, and Reed, M. A.: Nano Lett.6, 1822(2006).
• Sun, S.: Adv. Mater.18, 393(2006).
• Murray, C. B., Kagan, C. R. and Bawendi, M. G.: Annu. Rev. Mater. Sci.30, 545(2000).
• Talapin, D. V., Lee, J.-S., Kovalenko, M. V. and Shevchenko, E. V.: Chem. Rev.110, 389(2010).

タイトルに関連する用語 (4件)： 液相合成 ,  ナノ粒子 ,  光学 ,  触媒特性