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J-GLOBAL ID:201002289900603935   整理番号:10A1051567

冬季における連続した屋敷森が集落気候形成に及ぼす影響

THE EFFECTS OF A SERIES OF WINDBREAKS ON THE MICROCLIMATE IN A SETTLEMENT IN WINTER
著者 (6件):
資料名:
号: 656  ページ: 907-913  発行年: 2010年10月30日 
JST資料番号: L4761A  ISSN: 1348-0685  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「筑波おろし」を例に伝統集落に見られる屋敷林や防風林が集落の微気候に与える影響に関する検討結果を報告した。本稿では冬季における気温,湿度,風向および風速を現地調査し,昼間における卓越季節風に対する防風効果を明らかにした。この検討の主な結果は以下の通り。1)屋敷林が集落を取囲み連続する場合の集落内平均風速は集落周辺の約45%,集落外風上側の約35%に低減する。2)一方,屋敷林が道路で南北に分断されている場合は道路が「風の道」となり,集落内に西風が流入する。即ち,屋敷林の防風効果には連続性が重要である。3)冬季の夜間や早朝で風が平穏な場合,東西1200M,南北200M規模の集落では最大温度差5.5°Cのヒートアイランドが観測された。
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分類 (3件):
分類
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森林保育  ,  気候学,気候変動  ,  建築環境一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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