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J-GLOBAL ID：201002293138594360   整理番号：10A0718532

分極した油/水界面を利用した蛋白質の標識不要の電気化学的直接検出

Direct Label-free Electrochemical Detection of Proteins Using the Polarized Oil/Water Interface

著者 (4件)： OSAKAI Toshiyuki (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  YUGUCHI Yukiko (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  GOHARA Emi (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  KATANO Hajime (Fukui Prefectural Univ., Fukui, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 26  号： 13  ページ： 11530-11537  発行年： 2010年07月06日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ボルタンメトリー波形を蛋白質(P)の無標識直接検出に利用した。4種の陰イオン界面活性剤(S)共存下の1,2-ジクロロエタン/水の分極界面で各種球状Pのボルタンメトリーを実施した。Pは酵素とアルブミン,グロブリンで,Sはスルホン酸,スルホコハク酸,リン酸のエステルである。水が酸性の時油相に溶けたSが界面へのPの吸脱着を容易にし,これで起きる上記波動が見事に観察できる。S過剰で界面へのPの吸着で起きる電流はP濃度と直線関係になる。Pのサイクリックボルタンメトリー立上がり電位はPとSの種類で異なる。種々のP,Sを組合せたこの電位の多変量解析では,P分子の荷電,分極,非分極の各表面積に依存してPの特異性が現れる。この結果から原理的にはPのオンライン電気化学的分離と定量が二段階油/水フローセル系で可能となる。

シソーラス用語： *球状タンパク質 ,  *標識法 ,  *計測 ,  検出 ,  液液界面 ,  *界面 ,  分極 ,  *サイクリックボルタンメトリー ,  水 ,  酸性 ,  吸着 ,  脱着 ,  溶質 ,  濃度依存性 ,  線形性 ,  電位 ,  多変量解析 ,  表面積 ,  電荷 ,  分析 ,  *電気化学反応 ,  分離 ,  定量分析 ,  フローセル ,  逐次分析 ,  チトクロームc ,  RNアーゼA ,  リゾチーム ,  アルブミン ,  グロブリン ,  ラクトアルブミン ,  リン酸 ,  脂肪族塩素化合物
準シソーラス用語： α-ラクトアルブミン ,  オンライン分析 ,  *直接測定 ,  電流検出 ,  特異性 ,  *無標識 ,  *油水界面

分類 (3件)： 有機物質の電気分析一般  (CC05031P) ,  電極過程  (CB07040U) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (5件)： 1,2-ジクロロエタン ,  スルホこはく酸ビス(2-エチルヘキシル) ,  りん酸ビス(2-エチルヘキシル) ,  5,8-ジノニル-1-ナフタレンスルホン酸 ,  2-スルホこはく酸1,4-ビス(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7-ドデカフルオロヘプチル)

タイトルに関連する用語 (7件)： 分極 ,  油 ,  水 ,  界面 ,  蛋白質 ,  標識 ,  電気化学