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J-GLOBAL ID:201002295532148564   整理番号:10A0894954

高分子分野におけるクリックケミストリーの新展開

著者 (2件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 82-91  発行年: 2010年03月01日 
JST資料番号: G0745A  ISSN: 0367-648X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,此れまで開発されてきたクリック化学の反応を幾つか紹介すると共にそれらの特徴を整理した。また,具体的にどのような高分子合成に利用されているかについても述べた。クリック化学の概念が現れてからまだ10年足らずである。溶液中の均一反応に留まらず,固液反応に於いても威力を発揮することが分り,平滑基板表面や各種の固体表面の化学修飾にも重宝になる筈である。アルキン-アクセプタ間のクリック反応は,従来適用外であった有機半導体分野への本概念の重要性を提示した。1)アジド-アルキン付加環化反応(末端アルキンとアジド基の位置選択性付加環化反応(CuAAC),CuAACを利用した脂肪族高分子の重付加合成と後機能化,CuAACを利用した共役系高分子の重付加合成と後機能化),2)触媒不使用クリック化学(アジド-アルキン付加環化反応,Diels-Alder反応,チオール-エン付加反応,ニトリルオキシド-エン付加環化反応),3)アルキン-アクセプタ付加反応(アルキン-アクセプタ間のクリック化学,電子豊富アルキン主鎖型共役高分子へのアクセプタ分子付加反応,電子豊富アルキン側鎖型芳香族ポリアミンへのTCNE付加反応),4)二重クリック反応によるポスト機能化(CuAACとアルキン-アクセプタ・クリツク反応を二段階で実施したポリスチレン誘導体の後機能化)。
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分類 (4件):
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重付加  ,  共重合  ,  アルキン  ,  芳香族単環ヒドロキシルアミン及びヒドラジンその他の芳香族単環多窒素直結化合物 
物質索引 (1件):
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タイトルに関連する用語 (3件):
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