特許
J-GLOBAL ID:201003004613058313
Cu(NH3)4Cl2含有廃液から極微量の塩素を含有する高純度の酸化銅を製造する方法
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-250593
公開番号(公開出願番号):特開2010-105912
出願日: 2009年10月30日
公開日(公表日): 2010年05月13日
要約:
【課題】本発明は、Cu(NH3)4Cl2含有廃液から高純度の酸化銅を製造する方法に関する。【解決手段】本発明のCu(NH3)4Cl2含有廃液から極微量の塩素を含有する高純度の酸化銅を製造する方法は、a)Cu(NH3)4Cl2含有廃液をマイクロフィルターで濾過して不純物を除去する段階;b)多量の気泡発生が可能な薬品を原料とする物質と水酸化ナトリウム溶液とを混合した後、生成された混合溶液を一定温度で加熱し上記温度を反応終了時まで維持しながら、Cu(NH3)4Cl2を含有した廃液を上記混合溶液に添加して一定時間熟成させる段階;及び、c)上記段階b)からの生成物を濾過、洗浄、脱水した後、空気の供給される条件の下で加熱して乾燥させる段階;を含んでなることを特徴とする。本発明の酸化銅製造方法では、比表面積が広く多孔性構造を有する酸化銅を生成するため、塩素化合物の除去が容易で、塩素含量5ppm以下、純度99.5%以上であり、酸への溶解度に優れた高品質の酸化銅を製造できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
a)Cu(NH3)4Cl2含有廃液をマイクロフィルターで濾過して不純物を除去する段階;
b)多量の気泡発生が可能な薬品を原料とする物質と、水酸化ナトリウム溶液とを混合した後、生成された混合溶液を一定温度で加熱し上記温度を反応終了時まで維持しながら、Cu(NH3)4Cl2含有廃液を上記混合溶液に添加して一定時間熟成させる段階;及び
c)上記段階b)からの生成物を濾過、洗浄、脱水した後、空気が供給される条件の下で加熱して乾燥させる段階;を含んでなることを特徴とする、Cu(NH3)4Cl2含有廃液から極微量の塩素を含有する高純度の酸化銅を製造する方法。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
審査官引用 (7件)
-
特開昭54-107441
-
特開平1-153527
-
酸化第二銅粉末およびその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-331990
出願人:古河機械金属株式会社
全件表示
前のページに戻る