特許
J-GLOBAL ID:201003007093306393

トルクセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 克志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-252515
公開番号(公開出願番号):特開2010-085155
出願日: 2008年09月30日
公開日(公表日): 2010年04月15日
要約:
【課題】外乱や回転依存性の影響を抑えて精度良くトルクを検出する。【解決手段】出力側筒22に基準スリット61を設け、入力側筒21に、トーションバー10の捻れに応じて、基準スリット61との重なり量が相互に逆方向に増減する第1検出用スリット62と第2検出用スリット63とを設け、入力側筒21の内側から第1駆動コイル31と第2駆動コイルで磁束を印加し、出力側筒22外側の第1検出用スリット62に対面する位置に設けた第1検出コイル41で磁束を検出した検出信号の位相と、出力側筒22外側の第2検出用スリット63に対面する位置に設けた第2検出コイル42で検出した検出信号の位相との位相差を測定回路50で算出し、トーションバー10の捻れ量を算定する。トーションバー10はベアリング110またはスリップリング120を介して測定回路50の接地レベルに接続する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
トーションバーと、 前記トーションバーの一端に固定された、前記トーションバーと同軸状に配置された、非磁性導電体で形成した第1円筒と、 前記トーションバーの他端に固定された、前記第1円筒に挿入された形態で、前記トーションバーと同軸状に配置された、非磁性導電体で形成した第2円筒と、 測定部とを有し、 前記第1円筒と前記第2円筒とのうちの一方には基準スリットが設けられており、 前記第1円筒と前記第2円筒とのうちの前記基準スリットが設けられていない方には、軸方向の位置を異ならせて配置した第1検出用スリットと第2検出用スリットとが設けられており、 前記測定部は、 前記第2円筒の内周側と前記第1円筒の外周側とのうちの一方側に、前記トーションバーと同軸状に配置した駆動コイルと、 前記第2円筒の内周側と前記第1円筒の外周側とのうちの前記駆動コイルが配置されていない方側に、前記トーションバーと同軸状に配置した検出コイルと、 前記駆動コイルを交流駆動する駆動回路と、 計測回路とを有し、 前記第1検出用スリットと前記第2検出用スリットとは、各々前記基準スリットと軸方向位置が少なくとも一部重なるように配置され、かつ、前記第1検出用スリットと軸方向位置が重なる基準スリットの部分に対する前記第1検出用スリットの配置と、前記第2検出用スリットと軸方向位置が重なる基準スリットの部分に対する前記第2検出用スリットの配置とは異なっており、 前記検出コイルは、軸方向の位置を異ならせて配置された第1検出コイルと第2検出コイルとより構成され、 前記第1検出コイルは軸方向位置が前記第1検出用スリットと少なくとも一部重なるように配置され、前記第2検出コイルは軸方向位置が前記第2検出用スリットと少なくとも一部重なるように配置され、 前記計測回路は、前記第1検出コイルに誘起された電圧信号と前記第2検出コイルに誘起された電圧信号の位相差を検出し、 前記トーションバーは、前記計測回路の接地レベルに電気的に接続していることを特徴とするトルクセンサ。
IPC (1件):
G01L 3/10
FI (1件):
G01L3/10 301A
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • トルクセンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-070403   出願人:日本精工株式会社
  • 特公昭49-43217号公報
審査官引用 (8件)
  • トルクセンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-007223   出願人:株式会社小野測器
  • トルクセンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-274267   出願人:日本精工株式会社
  • 回転センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-181557   出願人:古河電気工業株式会社
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