特許
J-GLOBAL ID:201003009268685018

低圧EGR装置を備えた内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-074195
公開番号(公開出願番号):特開2010-223179
出願日: 2009年03月25日
公開日(公表日): 2010年10月07日
要約:
【課題】EGRクーラ通過後の吸気通路中で凝縮水が発生することを防止することができる低圧EGR装置を備えた内燃機関を提供する。【解決手段】低圧EGR装置を備えたディーゼルエンジン10は、ターボチャージャ19と、EGR通路30と、EGRクーラ31と、EGRクーラ31に供給する冷媒の流量を調整する冷媒ポンプ37とを備える。ディーゼルエンジン10のECU43は、EGRガスと新気とを合わせた吸気ガスの飽和水蒸気圧未満の目標水蒸気分圧を推定するとともに目標水蒸気分圧に対応した目標EGRガス温を推定する。さらに、ECU43は冷媒ポンプ37の駆動を制御する。そして、ECU43は、EGRクーラ31通過後のEGRガス温が推定された目標EGRガス温にまで冷却されるように冷媒ポンプ37の駆動を制御してEGRクーラ31に供給される冷媒の流量を調整する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に配置されたタービン、及び前記内燃機関の吸気通路に配置されたコンプレッサを有するターボチャージャと、 前記タービンよりも下流の排気通路から排気ガスの一部をEGRガスとして取り込み前記コンプレッサよりも上流の吸気通路へ前記EGRガスを還流させるEGR通路、前記EGR通路に配置され前記EGRガスを冷却するEGRクーラ、及び前記EGRクーラで発生した凝縮水の排出手段を有する低圧EGR装置と、を備えた内燃機関において、 前記EGRクーラの冷却能力を可変制御するEGRガス温制御手段と、 前記吸気通路における吸気温を検出する吸気温検出手段と、 前記吸気通路における吸気圧を検出する吸気圧検出手段と、 前記吸気通路における前記EGRガスと吸入空気との合流部より上流側にて前記吸入空気の湿度を検出する湿度検出手段と、 前記吸気温検出手段、吸気圧検出手段、及び湿度検出手段の検出結果に基づいて、前記合流部より下流側の吸気通路内での凝縮水の発生を推定する凝縮水発生推定手段と、を備え、前記凝縮水発生推定手段により前記凝縮水が発生すると推定された場合には、前記EGRガス温制御手段により、前記EGRクーラより下流側の前記EGRガス温を低下させる制御を行うことを特徴とする低圧EGR装置を備えた内燃機関。
IPC (1件):
F02M 25/07
FI (4件):
F02M25/07 580E ,  F02M25/07 570B ,  F02M25/07 570P ,  F02M25/07 580Z
Fターム (7件):
3G062AA01 ,  3G062AA05 ,  3G062ED04 ,  3G062ED08 ,  3G062GA02 ,  3G062GA10 ,  3G062GA12
引用特許:
審査官引用 (5件)
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