特許
J-GLOBAL ID:201003012872408880

炉心溶融物冷却装置および炉心溶融物冷却方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 菊池 治 ,  大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-198585
公開番号(公開出願番号):特開2010-038571
出願日: 2008年07月31日
公開日(公表日): 2010年02月18日
要約:
【課題】冷却流路への初期の注水を早める。【解決手段】下部ドライウェル13の上方に設けられた原子炉圧力容器1に収められた炉心40が溶融して生じた炉心溶融物を冷却する炉心溶融物冷却装置に、下部ドライウェル13に設けられて上方に向かって開いた容器62と、容器62の下部外面に沿って容器62と連通する下部ドライウェル13に対して開いた開口部16まで延びる冷却流路11を形成するステンレス鋼60およびコンクリート61などの構造体と、炉心溶融物が容器62に落下する前に容器の外縁24より下方で冷却流路11と連通する空間の体積以下の冷却水を冷却流路11に供給する初期給水手段と、を備える。初期給水手段は、たとえばサプレッションプール4から延びる配管63、注水ポンプ18などを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
原子炉容器に収められた炉心が溶融し床および壁に囲まれた下部空間に落下した際に炉心溶融物を冷却する炉心溶融物冷却装置において、 前記下部空間に設けられて上方に向かって開いた容器と、 前記容器の下部外面に沿って前記容器と連通する空間に対して開いた開口まで延びる冷却流路を形成する構造体と、 前記炉心溶融物が前記容器に落下する前に前記容器の外縁より下方で前記冷却流路と連通する空間の体積以下の冷却水を前記冷却流路に供給する初期給水手段と、 を有することを特徴とする炉心溶融物冷却装置。
IPC (1件):
G21C 9/016
FI (1件):
G21C9/00 H
Fターム (1件):
2G002BA07
引用特許:
出願人引用 (3件)

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