特許
J-GLOBAL ID:200903031157729126

炉心溶融物冷却装置、原子炉格納容器および炉心溶融物冷却装置の設置方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 菊池 治 ,  大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-053660
公開番号(公開出願番号):特開2007-232529
出願日: 2006年02月28日
公開日(公表日): 2007年09月13日
要約:
【課題】床面積を広くすることなく、原子炉容器内の炉心が溶融して原子炉容器を貫通した際に発生する炉心溶融物を冷却する効率を向上させる。【解決手段】原子炉容器の下方に、給水チェンバー10と、これに接続された下部入口部21および上方に開いた上部出口部22をもった複数の水チャンネル11、および、水チャンネル11の上面に取り付けられた耐熱材12を備えた炉心溶融物冷却装置30を設置する。複数の水チャンネル11は上に開いた円錐状となるように組み合わせされている。給水チェンバー10には注水配管8を介して冷却水が供給される。冷却水は給水チェンバー10で各水チャンネル11に分配され、傾きを持った冷却水流路25を上昇し、上部出口部22から溢れ、耐熱材12の上に堆積した炉心溶融物13を冷却する。また、溢れた水は、循環配管9を通って、給水チェンバー10に戻される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
原子炉容器内の炉心が溶融して前記原子炉容器を貫通した際に発生する炉心溶融物を受け止めて冷却する炉心溶融物冷却装置において、 前記原子炉容器の下方に設置された給水チェンバーと、 前記給水チェンバーに接続された開口である下部入口部および前記下部入口部よりも高い位置にある上方に開いた開口である上部出口部を備えて前記下部入口部から前記上部出口部に向かう方向を半径方向とするリング状の投影形状を持つ水チャンネル集合体と、 前記水チャンネル集合体の上面に取り付けられた耐熱材と、 前記水チャンネル集合体の外側に上方に開いた開口を備えて前記給水チェンバーに接続された循環配管と、 を有することを特徴とする炉心溶融物冷却装置。
IPC (1件):
G21C 9/016
FI (1件):
G21C9/00 H
Fターム (2件):
2G002AA03 ,  2G002BA07
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 原子炉格納容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-131495   出願人:株式会社東芝
  • 炉心キャッチャ冷却
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-380338   出願人:ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
審査官引用 (10件)
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