特許
J-GLOBAL ID:201003013090349920

車載電子制御装置の電源異常検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-159522
公開番号(公開出願番号):特開2010-004617
出願日: 2008年06月18日
公開日(公表日): 2010年01月07日
要約:
【課題】主電源端子が接触不良状態となっても車載電子制御装置を作動させて、異常報知または異常発生履歴情報の保存を行って保守点検を容易にする。【解決手段】車載バッテリ101から電源リレー103の出力接点103aと、コネクタの主電源端子Vbを介して給電されて、マイクロプロセッサ110Aに安定化制御電圧Vccを供給する主電源回路131aを備えた車載電子制御装置100Aにおいて、主電源端子Vbの接触不良が発生すると、出力接点103aから第1の電気負荷105と転流ダイオード154を介して主電源回路131aに回込給電を行って異常報知または異常発生履歴情報の保存を行う。回込給電状態の発生は主電源回路131aの入力電圧が車載バッテリ101の電源電圧よりも低くなったことによって検出される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
制御プログラムが格納されている不揮発プログラムメモリと、 開閉接点またはアナログの入力センサが接続された入力インタフェース回路と、 第1の電気負荷が接続された第1の出力インタフェース回路と、 第2の電気負荷が接続された第2の出力インタフェース回路と、 前記不揮発プログラムメモリに格納されている前記制御プログラムの内容と、前記開閉接点または前記入力センサの動作状態に応動して、前記第1の電気負荷および前記第2の電気負荷を制御するマイクロプロセッサと、 電源リレーの出力接点とコネクタの主電源端子とを介して車載バッテリから給電され、前記マイクロプロセッサに対して安定化制御電源電圧を供給する主電源回路と を備えた車載電子制御装置の電源異常検出回路であって、 前記第1の電気負荷は、前記電源リレーの前記出力接点と前記第1の出力インタフェース回路を構成する第1の開閉素子との間に接続され、前記第1の開閉素子の開閉に応動して給電制御されるとともに、前記第1の開閉素子を開路した場合には前記主電源端子を介して前記第1の電気負荷の負荷電流が還流する転流ダイオードが並列接続されており、 前記第2の電気負荷は、前記電源リレーの前記出力接点と前記第2の出力インタフェース回路を構成する第2の開閉素子との間に接続され、前記第2の開閉素子の開閉に応動して給電制御されるとともに、前記第2の開閉素子を開路した場合には前記第2の電気負荷の負荷電流が急速減衰されるための定電圧ダイオードが前記第2の開閉素子に並列接続されており、 前記制御プログラムは、回込検出手段、異常処理手段、および回込対策手段として前記マイクロプロセッサを機能させ、 前記回込検出手段は、前記主電源回路に対する入力電圧が前記車載バッテリの電源電圧よりも低い電圧であることを検出して、前記主電源端子の接触不良によって前記電源リレーの前記出力接点から、前記第1の電気負荷と前記転流ダイオードを介して前記主電源回路に回込給電されている状態を検出し、 前記異常処理手段は、前記回込検出手段が前記回込給電状態を検出したことによって作用し、異常報知または異常発生履歴情報を記憶部に保存させるとともに、少なくとも一部の制御出力を停止し、 前記回込対策手段は、前記回込検出手段が前記回込給電状態を検出したことによって作用し、前記第1の開閉素子を閉路するかまたは開路状態に維持する ことを特徴とする車載電子制御装置の電源異常検出回路。
IPC (3件):
H02J 1/00 ,  B60R 16/02 ,  G01R 31/00
FI (3件):
H02J1/00 309D ,  B60R16/02 650J ,  G01R31/00
Fターム (14件):
2G036AA26 ,  2G036BA10 ,  2G036BA37 ,  2G036CA06 ,  5G065BA02 ,  5G065DA02 ,  5G065EA02 ,  5G065GA09 ,  5G065JA02 ,  5G065JA07 ,  5G065LA01 ,  5G065NA04 ,  5G065NA06 ,  5G065NA07
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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