特許
J-GLOBAL ID:201003022504865479

4輪駆動車用駆動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-110578
公開番号(公開出願番号):特開2010-260383
出願日: 2009年04月30日
公開日(公表日): 2010年11月18日
要約:
【課題】2輪駆動時の後輪駆動系によるフリクションロスを低減させて、燃費の良いFF車ベースのオンデマンド型フルタイムの4輪駆動車を実現する。【解決手段】前輪差動装置18から第1駆動力伝達方向変換部20への駆動力を断接する断接装置28と、後輸差動装置26の出力と右後輪の間に設けられて連続的に締結力を調整可能な多板クラッチ機構30を設ける。多板クラッチ機構30の締結を解除した際の引き摺りトルクを、第1駆動力伝達方向変換部20と第2の駆動力伝達方向変換部24との間の後輪駆動系のフリクショントルクよりも小さする。コントローラ25は2輪駆動モードに切替えた時に断接装置28を非結合とすると共に多板クラッチ機構30の締結を解除し、後輪駆動系の回転を停止させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
前輪及び後輸に伝達する駆動力の配分を走行条件に応じて自動的に制御する4輪駆動モードと、前輸のみに駆動力を伝達する2輪駆動モードとを切り替え可能な4輪駆動車用駆動力伝達装置に於いて、 エンジンからの駆動力を受けて、左右前輪へ駆動力を配分する前輪用差動装置と、 エンジンからの駆動力の回転方向を変えて、後輸に伝達する第1駆動力伝達方向変換部と、 前記第1駆動力伝達方向変換部からの駆動力を受けて、回転方向を変えて、後輸差動装置に伝える第2駆動力伝達方向変換部と、 左右後輪へ駆動力を配分する後輸用差動装置と 前記第1駆動力伝達方向変換部への駆動力を断接する断接装置と、 後輸差動装置の出力の一方と左右後輪の一方との間に設けられ、連続的に締結力を調整可能な多板クラッチ機構と、 前記多板クラッチ機構の締結を解除した際の引き摺りトルクを、前記第1の駆動力伝達方向変換部と第2の駆動力伝達方向変換部との問のフリクショントルクよりも小さくなるように設定する引き摺りトルク低減機構と、 2輪駆動モード時は前記断接装置を非結合とすると共に前記多板クラッチ機構の締結を解除して前記第1駆動力伝達方向変換部から前記第2駆動力伝達方向変換部の回転を停止させ、4輪駆動モード時は前記断接装置を結合すると共に前記多板クラッチ機構の締結力を車両の走行条件に応じて調整するコントローラと、 を備えたことを特徴とする4輪駆動車用駆動力伝達装置。
IPC (4件):
B60K 17/16 ,  B60K 17/348 ,  F16D 13/74 ,  F16D 13/69
FI (4件):
B60K17/16 A ,  B60K17/348 B ,  F16D13/74 A ,  F16D13/69 B
Fターム (26件):
3D042AB17 ,  3D042BA07 ,  3D042BA16 ,  3D042BD02 ,  3D042CA03 ,  3D042CA12 ,  3D042CB03 ,  3D042CC02 ,  3D042CC03 ,  3D043AB17 ,  3D043EA02 ,  3D043EA18 ,  3D043EA34 ,  3D043EA45 ,  3D043EB03 ,  3D043ED02 ,  3D043EF06 ,  3J056AA20 ,  3J056AA34 ,  3J056AA60 ,  3J056BB12 ,  3J056BB13 ,  3J056CA07 ,  3J056CA20 ,  3J056CB13 ,  3J056GA12
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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