特許
J-GLOBAL ID:201003022941260454

電子写真感光体とその製造方法、画像形成装置および画像形成用プロセスカートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 酒井 正己 ,  加々美 紀雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-046096
公開番号(公開出願番号):特開2010-237657
出願日: 2010年03月03日
公開日(公表日): 2010年10月21日
要約:
【課題】表面層を有する高耐久性電子写真感光体の潤滑剤に対する受容性の改良を課題とする。【解決手段】導電性支持体上に感光層と表面層をする電子写真感光体において、電子写真感光体表面の凹凸形状を表面粗さ・輪郭形状測定機により測定して得た一次元データ配列を、ウェーブレット変換して6個の周波数成分に分離する多重解像度解析を行い、得られた最低周波数成分の一次元データ配列に対してデータ配列数を1/40に間引きした一次元データ配列に対して更にウェーブレット変換を行うことで得られる6個の各周波数成分の中心線平均粗さWRaが特定の関係を有する電子写真感光体。ここで、2回目の多重解像度解析によって得られる6個の各周波数成分は順に、凹凸の1周期の長さが、26〜106、53〜183、106〜318、214〜551、431〜954、867〜1654(単位は全てμm)の周波数成分である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
導電性支持体上に感光層と表面層をする電子写真感光体において、少なくとも電子写真感光体表面の凹凸形状を表面粗さ・輪郭形状測定機により測定して得た一次元データ配列を、ウェーブレット変換して高周波数成分から低周波数成分に至る6個の周波数成分(凹凸の1周期の長さが、0〜3、1〜6、2〜13、4〜25、10〜50、24〜99(単位は全てμm)の周波数成分)に分離する多重解像度解析を行い、更にここで得た最低周波数成分(凹凸の1周期の長さが24〜99μmの周波数成分)の一次元データ配列に対してデータ配列数が1/40に減少するように間引きした一次元データ配列を作り、この一次元データ配列に対して更にウェーブレット変換を行って、高周波数成分から低周波数成分に至る6個の周波数成分に分離する多重解像度解析を行うことで得られる6個の各周波数成分の個々の中心線平均粗さWRaが下記式(i)〜(v)を満足することを特徴とする電子写真感光体。 0.005(μm)<WRa(LMH)<0.03(μm) (i) 0.010(μm)<WRa(LHH)<0.03(μm) (ii) 0.005(μm)<WRa(LML)<0.20(μm) (iii) WRa(LLH)>WRa(LMH) (iv) WRa(LLH)>WRa(LHH) (v) (ここで、6個の周波数成分はLHH、LHL、LMH、LML、LLH、LLLであり、2回目の多重解像度解析を行って得られる周波数成分で、順に、凹凸の1周期の長さが、26〜106、53〜183、106〜318、214〜551、431〜954、867〜1654(単位は全てμm)の周波数成分である。)
IPC (2件):
G03G 5/147 ,  G03G 21/00
FI (4件):
G03G5/147 ,  G03G5/147 502 ,  G03G5/147 504 ,  G03G21/00
Fターム (9件):
2H068AA01 ,  2H068AA03 ,  2H068AA04 ,  2H068AA06 ,  2H068BA12 ,  2H068BB57 ,  2H134KH15 ,  2H134LA01 ,  2H134QA02
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る