特許
J-GLOBAL ID:201003023838451272

IP電話網における帯域利用方法及びIP電話システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-073237
公開番号(公開出願番号):特開2010-226564
出願日: 2009年03月25日
公開日(公表日): 2010年10月07日
要約:
【課題】効率的な帯域の利用と共にCACによる輻輳の防止を可能とする。【解決手段】プロキシサーバ3は、受信したSIPリクエストに指定されたCS-SELP(8kbps)とPCM(64kbps)のうち、消費帯域の大きいPCMを選択し、PCMの帯域は確保できると判断したときは、プロキシサーバ5に対してSIPリクエストを転送する。プロキシサーバ5は、プロキシサーバ3と同様の処理を実施する。UAS6は、RTPで使用するコーデックとしてCS-ACELPを選択したSIPレスポンスを返信する。プロキシサーバ5、3は、SIPレスポンスに指定されたコーデックを確認し、SIPリクエスト転送時に計算した使用中帯域の情報を修正し、SIPレスポンスをUAC1へ転送する。プロキシサーバ3、5はSIPリクエストとSIPレスポンスのメッセージ内容を確認し、RTPが実際に使用する帯域を正確に確保する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
音声通信に必要な帯域が物理帯域以上となり得る回線を1本でも保持するIP電話網に接続されたクライアントの第1のIP電話端末から、サポートするコーデックを複数個指定したSIPリクエストを、前記IP電話網に接続されたプロキシサーバへ送信する第1の送信ステップと、 前記プロキシサーバが、受信した前記SIPリクエスト中の指定された前記複数個のコーデックのうち、最も帯域を消費する第1のコーデックを選択し、その第1のコーデックの帯域を転送できる必要帯域を確保できると判断したとき、前記IP電話網に接続された隣接するノードである他のプロキシサーバ又はサーバである第2のIP電話端末へ受信した前記SIPリクエストを転送する第1の転送ステップと、 前記第2のIP電話端末が、受信した前記SIPリクエスト中の指定された前記複数個のコーデックのうち、音声通話用の所定のプロトコルで使用する第2のコーデックを選択し、その第2のコーデックを指定したSIPレスポンスを隣接するノードへ返信する返信ステップと、 前記プロキシサーバは、受信した前記SIPレスポンスで指定されている前記第2のコーデックを確認して、その第2のコーデックの帯域を転送できる必要帯域を確保できると判断したとき、前記SIPレスポンスを前記第1のIP電話端末へ転送すると共に、前記第2のコーデックの帯域に応じて前記第1のIP電話端末との間の回線の使用中帯域と前記隣接するノードとの間の回線の使用中帯域とを修正する第2の転送ステップと、 前記第1のIP電話端末が、受信した前記SIPレスポンスに指定された前記第2のコーデックにより、前記第2のIP電話端末との間で通話を開始する通話ステップと を含むことを特徴とするIP電話網における帯域利用方法。
IPC (2件):
H04M 3/00 ,  H04L 12/56
FI (2件):
H04M3/00 B ,  H04L12/56 200A
Fターム (18件):
5K030GA13 ,  5K030HA08 ,  5K030HB01 ,  5K030HC02 ,  5K030HD03 ,  5K030JA11 ,  5K030KA19 ,  5K030LB02 ,  5K030LC06 ,  5K030LC09 ,  5K030MB09 ,  5K201AA02 ,  5K201CD09 ,  5K201DB06 ,  5K201DC02 ,  5K201EA05 ,  5K201EC01 ,  5K201ED02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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