特許

J-GLOBAL ID：201003024294002165

多孔質セラミックス材料の製造方法

発明者： 田門 肇 ,  年光 昭夫 ,  森 弘喜 ,  桑山 知也
出願人/特許権者： 国立大学法人京都大学 ,  株式会社クラレ
代理人 (1件)： 高島 一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2008-178688
公開番号（公開出願番号）：特開2010-018459
出願日： 2008年07月09日
公開日（公表日）： 2010年01月28日
要約：

【課題】優れた生体親和性を有し、生体組織、例えば、骨組織形成を速やかに誘導し得る、一方向に配向して貫通している気孔を有する多孔質セラミックス材料の効率的な製造方法を提供すること。【解決手段】水、セラミックス原料、レゾルシノール、ホルムアルデヒドおよびアルカリ金属炭酸塩を含み、セラミックス原料が分散したスラリーを調製する工程(工程(A))、スラリーを容器に充填した後、該容器をスラリーの凝固点以下の冷媒に一定方向に挿入して、スラリーを一方の端部側から一方向に凍結させる工程(工程(B))、凍結させたスラリーを乾燥させて成形体を得る工程(工程(C))および乾燥させた成形体を焼成する工程(工程(D))を含む、多孔質セラミックス材料の製造方法。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

工程(A):水、セラミックス原料、レゾルシノール、ホルムアルデヒドおよびアルカリ金属炭酸塩を含み、セラミックス原料が分散したスラリーを調製する工程、 工程(B):スラリーを容器に充填した後、該容器をスラリーの凝固点以下の冷媒に一定方向に挿入して、スラリーを一方の端部側から一方向に凍結させる工程、 工程(C):凍結させたスラリーを乾燥させて成形体を得る工程、および 工程(D):乾燥させた成形体を焼成する工程、 を含む、多孔質セラミックス材料の製造方法。

IPC (6件)：

C04B 38/00 ,  A61L 27/00 ,  C04B 35/447 ,  B28B 1/00 ,  A61F 2/28 ,  A61C 8/00

FI (6件)：

C04B38/00 304B ,  A61L27/00 J ,  C04B35/00 S ,  B28B1/00 B ,  A61F2/28 ,  A61C8/00 Z

Fターム (32件)：

4C059AA02 ,  4C059AA08 ,  4C081AB03 ,  4C081AB04 ,  4C081AC03 ,  4C081BA12 ,  4C081BA13 ,  4C081CF021 ,  4C081CF031 ,  4C081DA01 ,  4C081DB03 ,  4C081EA02 ,  4C097AA01 ,  4C097BB01 ,  4C097DD06 ,  4C097DD07 ,  4C097FF05 ,  4C097MM02 ,  4G030AA01 ,  4G030AA03 ,  4G030AA08 ,  4G030AA41 ,  4G030AA67 ,  4G030BA35 ,  4G030CA02 ,  4G030CA09 ,  4G030GA04 ,  4G030GA10 ,  4G030GA11 ,  4G030GA18 ,  4G030GA19 ,  4G030GA27

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 特許第3470759号公報
  
• 貫通孔を有する球状リン酸カルシウム系セラミックス及びその用途
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-067166   出願人：独立行政法人産業技術総合研究所
• 多孔質セラミックスインプラント材料およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-066637   出願人：独立行政法人物質・材料研究機構, 横田俊幸, 東芝電興株式会社
• 多孔質セラミックス材料およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-167343   出願人：独立行政法人物質・材料研究機構, 横田俊幸, 東芝電興株式会社

審査官引用 (2件)

• カーボン材料の製造方法及びタブレット状乾燥ゲル
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-345721   出願人：田門肇, 向井紳, 住友化学株式会社
• 多孔質成形体およびその製造方法ならびにその用途
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-010838   出願人：日本バルカー工業株式会社, イーアンドイーテクノロジー株式会社, 大阪府

引用文献：

審査官引用 (1件)

• Morphology of resorcinol-formaldehyde gels obtained through ice-templating