特許
J-GLOBAL ID:201003024541219555

誘導機器の超電導コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山口 巖 ,  松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-293478
公開番号(公開出願番号):特開2010-123621
出願日: 2008年11月17日
公開日(公表日): 2010年06月03日
要約:
【課題】複数のコイル層間で超電導線材同士を渡り接続する際に、接続部におけるジュール発熱を低く抑えて安定した通電性を確保できるようにした超電導コイルを提供する。【解決手段】内外複数のコイル層に分けて各層の巻枠2の周面に超電導線材を巻装し、各コイル層から引出した超電導線材の口出線を隣り合うコイル層の間で渡り接続した誘導機器の超電導コイルであって、前記超電導線材が金属テープ基材の片面に中間層,酸化物超電導体層,良導電性金属の安定化材層を成膜した薄膜超電導線材であるものにおいて、コイル層1A,1Bを内側から順に奇数層,偶数層とし、奇数層と偶数層とでは超電導線材3A,3Bの表,裏面を逆向きにして巻枠2に巻装し、コイル巻回方向に沿って内外のコイル層からそれぞれ外径側,内径側に引出した口出線3A-1,3B-1の端部同士を直接重ね合わせ、その薄膜超電導線材の安定化材層の面を半田付けして渡り接続する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内外複数のコイル層に分けて円筒状の巻枠周面に超電導線材を巻装し、各コイル層から引出した超電導線材の口出線を隣り合うコイル層の間で渡り接続した誘導機器の超電導コイルであって、前記超電導線材が金属テープ基材の片面に中間層,酸化物超電導体層,良導電性金属の安定化材層を成膜した薄膜超電導線材であるものにおいて、 前記各コイル層のうち、奇数層と偶数層とで前記超電導線材の表,裏面を逆向きにして巻枠に巻装し、コイル巻回方向に沿って内外のコイル層からそれぞれ外径側,内径側に引出した口出線の渡り接続部にて薄膜超電導線材の安定化材層同士を重ね合わせて接合したことを特徴とする誘導機器の超電導コイル。
IPC (2件):
H01F 6/06 ,  H01B 12/06
FI (2件):
H01F5/08 E ,  H01B12/06
Fターム (10件):
5G321AA04 ,  5G321AA05 ,  5G321AA06 ,  5G321BA03 ,  5G321CA18 ,  5G321CA24 ,  5G321CA27 ,  5G321CA28 ,  5G321CA31 ,  5G321CA32
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)

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