特許
J-GLOBAL ID:201003026037659121

スピン注入構造及びそれを用いたスピン伝導デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  三上 敬史 ,  石坂 泰紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-086920
公開番号(公開出願番号):特開2010-239011
出願日: 2009年03月31日
公開日(公表日): 2010年10月21日
要約:
【課題】従来のスピン注入構造において、MgOはSi上にエピタキシャル成長しないため、格子不整合によりそこを通過する偏極したスピンが乱されて、偏極スピンが減少するため、良好な特性を維持可能なスピン注入構造を提供する。【解決手段】Siからなるチャンネル層7と、チャンネル層7上に形成された強磁性体からなる磁化固定層12Bと、チャンネル層7と磁化固定層12Bとの間に介在する第1トンネル障壁8Bとを備えている。さらに、第1トンネル障壁8Bは、チャンネル層7側の領域に位置する非晶質MgO層と、磁化固定層12B側の領域に位置する単結晶MgO層とを有している。第2トンネル障壁8Cも同様に、チャンネル層7側の領域に位置する非晶質MgO層と、磁化固定層12C側の領域に位置する単結晶MgO層とを有している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
Siからなるチャンネル層と、 前記チャンネル層上に形成された強磁性体からなる磁化固定層と、 前記チャンネル層と前記磁化固定層との間に介在する第1トンネル障壁と、を備え、 前記第1トンネル障壁は、 前記チャンネル層側の領域に位置する第1非晶質MgO層と、 前記磁化固定層側の領域に位置する第1結晶質MgO層と、 を有することを特徴とするスピン注入構造。
IPC (1件):
H01L 29/82
FI (1件):
H01L29/82 Z
Fターム (12件):
5F092AA05 ,  5F092AA20 ,  5F092AC21 ,  5F092AC25 ,  5F092BD14 ,  5F092BD15 ,  5F092BD19 ,  5F092BD20 ,  5F092BE02 ,  5F092BE06 ,  5F092BE13 ,  5F092BE27
引用特許:
審査官引用 (3件)

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