特許
J-GLOBAL ID:201003026967710488
車両の電源装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
深見 久郎
, 森田 俊雄
, 堀井 豊
, 荒川 伸夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-330810
公開番号(公開出願番号):特開2010-154679
出願日: 2008年12月25日
公開日(公表日): 2010年07月08日
要約:
【課題】電圧変換装置が正常であるか否かの判定の精度を向上させる。【解決手段】電圧コンバータの上アームがオン状態の時に出力電圧VHと入力電圧VLとが一致する電圧コンバータにおいて、制御部は、電圧コンバータの上アームがオン状態であると(S100にてYES)、VHセンサ値(出力電圧VHを検出する電圧センサの検出値)、VLセンサ値(入力電圧VLを検出する電圧センサの検出値)を検出し(S102)、VHセンサ値とVLセンサ値との比を補正係数Kとして算出し(S104)、補正係数Kを各電圧センサの相対誤差として記憶する(S106)、制御部は、その後の電圧変換系の異常判定を行なう場合において、補正係数Kが記憶されている場合には、補正係数Kに基づいて電圧コンバータの異常判定を行なうための上限閾値および下限閾値を補正する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
与えられる指令デューティ比によって制御されるスイッチング素子を有し、直流電源と負荷回路との間で電圧変換を行なう電圧変換装置と、
前記電圧変換装置の前記直流電源側の電圧を検出する第1センサと、
前記電圧変換装置の前記負荷回路側の電圧を検出する第2センサと、
前記電圧変換装置、前記第1センサ、および前記第2センサに接続され、前記電圧変換装置を制御する制御部とを含み、
前記電圧変換装置は、前記指令デューティ比によって前記スイッチング素子が所定の状態に制御された場合に、電圧変換を行なわないとともに前記直流電源側の電圧と前記負荷回路側の電圧とが略一致するように構成されており、
前記制御部は、
前記第1センサの検出誤差と前記第2センサの検出誤差とを共に考慮して前記電圧変換装置が正常であるか否かの判定に用いられる判定閾値を算出する第1算出部と、
前記スイッチング素子が前記所定の状態に制御された時の前記第1センサの検出値と前記第2センサの検出値との比あるいは差を前記第1センサと前記第2センサとの相対誤差を示す値として算出する第2算出部と、
前記相対誤差を示す値を記憶する記憶部と、
前記記憶部に前記相対誤差を示す値が記憶されていない場合は、前記第1算出部で算出された前記判定閾値を用いて前記電圧変換装置が正常であるか否かの判定を行ない、前記記憶部に前記相対誤差を示す値が記憶されている場合は、前記相対誤差を示す値に基づいて前記第1算出部で算出された前記判定閾値を補正し、補正された前記判定閾値を用いて前記電圧変換装置が正常であるか否かの判定を行なう判定部とを含む、車両の電源装置。
IPC (2件):
FI (3件):
H02M3/155 C
, H02M3/155 F
, B60L3/00 J
Fターム (33件):
5H115PA08
, 5H115PC06
, 5H115PG04
, 5H115PI16
, 5H115PI29
, 5H115PO06
, 5H115PU08
, 5H115PU21
, 5H115PV03
, 5H115PV09
, 5H115TI05
, 5H115TO12
, 5H115TO13
, 5H115TR01
, 5H115TU04
, 5H730AA20
, 5H730AS01
, 5H730AS04
, 5H730AS05
, 5H730AS13
, 5H730BB13
, 5H730BB14
, 5H730BB57
, 5H730DD02
, 5H730FD01
, 5H730FD11
, 5H730FD41
, 5H730FF09
, 5H730FG01
, 5H730FG05
, 5H730XX04
, 5H730XX22
, 5H730XX23
引用特許: