特許
J-GLOBAL ID:201003028182831032
共振器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
阿部 琢磨
, 黒岩 創吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-079400
公開番号(公開出願番号):特開2010-233030
出願日: 2009年03月27日
公開日(公表日): 2010年10月14日
要約:
【課題】 共鳴トンネルダイオード11含み構成される共振器において、誘電体15の厚さや材料の選択が可能な共振器の提供。【解決手段】 まず、本発明に係る共振器は、第1の導体13と第2の導体14とで、共鳴トンネルダイオード11の面内方向に対して略垂直な方向に、該共鳴トンネルダイオード11と抵抗層12とを挟み構成される。また、前記抵抗層12の面内方向の断面積は、前記共鳴トンネルダイオード11の面内方向の断面積よりも大きい。さらに、前記抵抗層12の面内方向の断面積における幅は、前記電磁波の表皮深さの2倍よりも長い。そして、前記抵抗層12は、前記共振される電磁波の周期よりも短い遅延時間となるように構成される。ここで、前記遅延時間は、前記第1の導体13と前記抵抗層12とが有する容量25と、前記抵抗層12が有する抵抗22との積を用いて取得される。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
共振器であって、
電磁波を発生するための共鳴トンネルダイオードと、
前記共鳴トンネルダイオードに接する誘電体と、
前記共鳴トンネルダイオードに電流を注入するための電極を兼ね、該共鳴トンネルダイオードと電気的に接している第1の導体と、
前記共鳴トンネルダイオードの面内方向に対して略垂直な方向に、該共鳴トンネルダイオードと直列に設けられる抵抗層と、
前記共鳴トンネルダイオードに電流を注入するための電極を兼ね、前記抵抗層と電気的に接している第2の導体と、を備え、
前記第1の導体と前記第2の導体とで、前記共鳴トンネルダイオードの面内方向に対して略垂直な方向に、該共鳴トンネルダイオードと前記抵抗層とを挟み構成され、
前記抵抗層の面内方向の断面積は、前記共鳴トンネルダイオードの面内方向の断面積よりも大きく、
前記抵抗層の面内方向の断面積における幅は、前記電磁波の表皮深さの2倍よりも長く、
前記抵抗層は、前記共振される電磁波の周期よりも短い遅延時間となるように構成されることを特徴とする共振器。
IPC (3件):
H03B 7/14
, H01P 7/08
, H01L 29/88
FI (3件):
H03B7/14
, H01P7/08
, H01L29/88 S
Fターム (6件):
5J006HB05
, 5J006LA11
, 5J006LA25
, 5J006MA09
, 5J006NA08
, 5J006PB01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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レーザ素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-226341
出願人:キヤノン株式会社
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レーザ素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-150923
出願人:キヤノン株式会社
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負性抵抗ダイオード発振器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-273061
出願人:日本電気株式会社
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多重ピーク共鳴トンネルダイオード
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-243284
出願人:テキサスインスツルメンツインコーポレイテツド
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審査官引用 (4件)
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レーザ素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-226341
出願人:キヤノン株式会社
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レーザ素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-150923
出願人:キヤノン株式会社
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負性抵抗ダイオード発振器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-273061
出願人:日本電気株式会社
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