特許
J-GLOBAL ID:201003028414514527

靭性に優れた厚肉耐サワーラインパイプ用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  亀松 宏 ,  中村 朝幸 ,  永坂 友康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-035752
公開番号(公開出願番号):特開2010-189722
出願日: 2009年02月18日
公開日(公表日): 2010年09月02日
要約:
【課題】板厚が25mm以上である鋼板の、耐サワー特性及び落重引裂特性の両立を可能とする、耐サワー性に優れたラインパイプ用鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】C、Si、Mn、Nb、Tiを含有し、Al、P、Nを制限し、更に、Ca:0.001〜0.004%を含有し、S:0.0008%以下、O:0.0030%以下に制限し、Ca、O、及び、Sの含有量が、[Ca](1-124[O])/1.25[S]>3.0を満足する鋼片を、1000〜1150°Cの範囲内の、T1≧-7970/(log([Nb]×[C])-3.31)-170を満足する加熱温度T1に加熱し、粗圧延、仕上げ圧延、加速冷却を行う。仕上げ圧延は、板厚が25mm以上になるように、仕上げ温度を800°C以上とし、950°C以下の圧下比を3以上として行い、加速冷却の冷却速度を10〜30°C/s、停止温度を200〜500°Cとする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、 C :0.01〜0.08%、 Si:0.1〜0.5%、 Mn:1.0〜1.5%、 Nb:0.010〜0.040%、 Ca:0.001〜0.004%、 Ti:0.005〜0.030% を含有し、 Al:0.08%以下、 P: 0.015%以下、 S: 0.0008%以下、 O: 0.0030%以下、 N: 0.0050%以下 に制限し、Ca、O、及び、Sの含有量が、 [Ca](1-124[O])/1.25[S]>3.0 を満足する鋼片を、1000〜1150°Cの範囲内の加熱温度T1と、Nb及びCの含有量とが、 T1≧-7970/(log([Nb]×[C])-3.31)-170 を満足するように加熱し、粗圧延を行い、更に、仕上げ温度を800°C以上とし、950°C以下の圧下比を3以上として、板厚が25mm以上になるように、仕上げ圧延を行い、冷却速度が10〜30°C/sの加速冷却を行い、200〜500°Cで該加速冷却を停止する ことを特徴とする靭性に優れた厚肉耐サワーラインパイプ用鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/54 ,  B21B 1/38 ,  B21B 3/00
FI (6件):
C21D8/02 C ,  C22C38/00 301B ,  C22C38/14 ,  C22C38/54 ,  B21B1/38 A ,  B21B3/00 A
Fターム (30件):
4E002AA07 ,  4E002AD07 ,  4E002BC07 ,  4E002BD07 ,  4E002BD08 ,  4E002CB01 ,  4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA04 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA26 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032BA01 ,  4K032BA03 ,  4K032CA02 ,  4K032CB02 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CD03
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る