特許
J-GLOBAL ID:201003032012958264

土木用低収縮AEコンクリートの調製方法及び土木用低収縮AEコンクリート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 入山 宏正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-212403
公開番号(公開出願番号):特開2010-047440
出願日: 2008年08月21日
公開日(公表日): 2010年03月04日
要約:
【課題】使用上の便宜から多機能混和剤を用いて練り混ぜ直後の目標スランプを比較的低く抑えた土木用コンクリートを調製するに際し、1)先ず前提として、用いる多機能混和剤が安定性に優れていること、2)調製した土木用低収縮AEコンクリートの流動性及び空気量の経時的な低下を抑えて良好な施工性を確保すること、3)得られる硬化体の乾燥収縮率が低いこと、4)得られる硬化体の凍結融解作用に対する抵抗性が強いこと、5)得られる硬化体の中性化速度が遅いこと、6)得られる硬化体の圧縮強度が相応に優れていること、以上の1)〜6)を同時に充足する土木用低収縮AEコンクリートの調製方法及び土木用低収縮AEコンクリートを提供する。【解決手段】セメントを単位量280〜500kg/m3の範囲で用い、またセメント100質量部当たり、特定のセメント分散剤、特定の乾燥収縮低減剤及び特定の分離低減剤から成る特定の多機能混和剤を0.2〜2.0質量部の割合で用いて、連行空気量を3〜8容量%に調製した。【選択図】なし
請求項(抜粋):
セメント、水、細骨材、粗骨材、多機能混和剤及び空気量調節剤を用いて土木用低収縮AEコンクリートを調製するに際し、セメントを単位量280〜500kg/m3の範囲で用い、またセメント100質量部当たり下記の多機能混和剤を0.2〜2.0質量部の割合で用いて、連行空気量を3〜8容量%に調製することを特徴とする土木用低収縮AEコンクリートの調製方法。 多機能混和剤:下記のセメント分散剤、乾燥収縮低減剤及び分離低減剤から成り、該セメント分散剤を10〜30質量%、該乾燥収縮低減剤を65〜85質量%及び該分離低減剤を0.05〜5質量%(合計100質量%)含有して成るもの セメント分散剤:分子中に下記の構成単位Dを45〜85モル%、下記の構成単位Bを15〜55モル%及び下記の構成単位Fを0〜5モル%(合計100モル%)有する質量平均分子量2000〜70000の水溶性ビニル共重合体 構成単位D:メタアクリル酸から形成された構成単位及びメタアクリル酸塩から形成された構成単位から選ばれる一つ又は二つ以上 構成単位E:分子中に5〜100個のオキシエチレン単位で構成されたポリオキシエチレン基を有するメトキシポリエチレングリコールメタクリレートから形成された構成単位 構成単位F:(メタ)アリルスルホン酸塩から形成された構成単位及びメチル(メタ)アクリレートから形成された構成単位から選ばれる一つ又は二つ以上 乾燥収縮低減剤:下記の化1で示される(ポリ)アルキレングリコールモノアルキルエーテル
IPC (7件):
C04B 28/02 ,  C04B 14/06 ,  C04B 24/26 ,  C04B 24/32 ,  C04B 24/02 ,  C04B 24/00 ,  C08F 220/02
FI (10件):
C04B28/02 ,  C04B14/06 Z ,  C04B24/26 A ,  C04B24/26 E ,  C04B24/32 A ,  C04B24/26 B ,  C04B24/26 F ,  C04B24/02 ,  C04B24/00 ,  C08F220/02
Fターム (24件):
4G112MD02 ,  4G112MD03 ,  4G112MD04 ,  4G112PA04 ,  4G112PB14 ,  4G112PB15 ,  4G112PB28 ,  4G112PB29 ,  4G112PB31 ,  4G112PB36 ,  4J100AJ01P ,  4J100AJ02P ,  4J100AK08P ,  4J100AK13P ,  4J100AL03R ,  4J100AL08Q ,  4J100AP01R ,  4J100BA05Q ,  4J100BA08Q ,  4J100BA56R ,  4J100CA04 ,  4J100CA05 ,  4J100DA01 ,  4J100JA67
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る