特許
J-GLOBAL ID:201003044589794706

電気培養方法及び電気培養装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-059787
公開番号(公開出願番号):特開2010-207193
出願日: 2009年03月12日
公開日(公表日): 2010年09月24日
要約:
【課題】微生物が生産するガス状物質や揮発性物質を培養容器の外に漏洩させず、微生物を培養することのできる電気培養装置を提供する。【解決手段】イオン交換膜6を備えた密閉構造の培養容器5と、作用電極9及び対電極10と、電源12とを備え、一方の槽には作用電極9が酸化還元物質3を含む培養液4に浸され、他方の槽には対電極10が電解液が浸され、培養液4に微生物2が添加されて、電源12により作用電極9と対電極10との間に電位差を与えながら微生物2を培養する電気培養装置において、作用電極9は培養容器5内に、対電極10は培養容器5の外側に配置され、培養容器5に培養液4が収容されると共に作用電極9が培養液4に浸され、培養容器5のイオン交換膜6は培養容器5に培養液4が収容されたときに培養液4と接触しうる位置に備えられ、イオン交換膜6の培養液4との接触面とは反対側の面に対電極10が接触して配置されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
イオン交換膜によって仕切られ且つ開放されている二つの槽を備える培養容器の一方の槽に酸化還元物質を含む培養液を収容すると共に前記培養液に作用電極を浸し、他方の槽に電解液を収容すると共に前記電解液に対電極を浸し、前記一方の槽に培養対象たる微生物を添加して、前記作用電極と前記対電極との間に電位差を与えながら前記微生物を培養する電気培養方法において、 前記培養容器を前記イオン交換膜により二つの槽に仕切ることなく前記イオン交換膜を少なくとも一部に備える密閉構造の容器とし、前記作用電極を前記培養容器内に配置すると共に前記対電極を前記培養容器の外側に配置し、前記培養容器内に前記培養液を収容して前記イオン交換膜の少なくとも一部に前記培養液を接触させると共に前記培養液に前記作用電極を浸し、前記イオン交換膜の前記培養液との接触面とは反対側の面の少なくとも一部に前記対電極を接触させ、前記作用電極と前記対電極との間に電位差を与えながら前記微生物を培養することを特徴とする電気培養方法。
IPC (4件):
C12M 1/00 ,  C12N 1/00 ,  C12N 1/20 ,  C12P 5/02
FI (4件):
C12M1/00 D ,  C12N1/00 Q ,  C12N1/20 A ,  C12P5/02
Fターム (28件):
4B029AA05 ,  4B029BB02 ,  4B029CC01 ,  4B029DA01 ,  4B029DA10 ,  4B029DB16 ,  4B029DB19 ,  4B029DC07 ,  4B029DF04 ,  4B029DG10 ,  4B064AB03 ,  4B064CA02 ,  4B064CB16 ,  4B064CC21 ,  4B064CD01 ,  4B064CE20 ,  4B064DA16 ,  4B065AA01X ,  4B065AC14 ,  4B065BB02 ,  4B065BB40 ,  4B065BC12 ,  4B065BC18 ,  4B065BC21 ,  4B065BC50 ,  4B065CA03 ,  4B065CA54 ,  4B065CA60
引用特許:
審査官引用 (7件)
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