特許
J-GLOBAL ID:201003045145619840

角速度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-221774
公開番号(公開出願番号):特開2010-054438
出願日: 2008年08月29日
公開日(公表日): 2010年03月11日
要約:
【課題】角速度による振動体の変位信号の位相のずれを補正して、安定的な動作が可能な角速度検出装置を提供することにある。【解決手段】振動体4は、互いに直交する第1の方向および第2の方向に変位可能である。振動体4を第1の方向に振動させた状態において、角速度の発生により、振動体4が第2の方向に変位しようとする。積分演算器44,45および帰還信号生成部46及びバイアス加算部47からなるサーボ系は、振動体4の変位を抑制するように外力を作用し、その外力の大きさに基づき角速度を検出する。位相補正演算部43は、振動体4より出力する角速度による変位量を示す信号を、サーボ系に加算して、位相変動を補正する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
互いに直交する第1の方向および第2の方向に変位可能な振動体と、 該振動体を第1の方向に振動させた状態において、前記振動体が第2の方向にコリオリ力により変位する量を検出する変位検出手段と、 前記振動体に働く前記コリオリ力を打ち消すように、前記振動体に外力を作用する外力発生手段と、 前記変位検出手段により検出された信号に対して、前記振動体の振動変位と同位相の第1の検波信号により検波する第1の検波手段と、 前記変位検出手段により検出された信号に対して、前記振動体の振動変位に対して90度の位相遅れを有する第2の検波信号により検波する第2の検波手段と、 前記第1の検波手段の出力及び前記第2の検波手段の出力を用いて、漏れ振動による前記振動体の変位を抑制するように働くサーボ系とを有し、 前記サーボ系の印加する力の大きさに基づいて、角速度を検出する角速度検出装置であって、 前記振動体より出力する角速度による変位量を示す信号およびまたは漏れ振動を示す信号に対して位相変動を補正する補正手段を備えることを特徴とする角速度検出装置。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
FI (2件):
G01C19/56 ,  G01P9/04
Fターム (6件):
2F105BB03 ,  2F105BB04 ,  2F105CC04 ,  2F105CD03 ,  2F105CD05 ,  2F105CD11
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3729191号公報
審査官引用 (3件)
  • 角速度検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-307080   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 振動ジャイロ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-005636   出願人:日本航空電子工業株式会社
  • 角速度センサおよびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-260603   出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所

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