特許
J-GLOBAL ID:200903066822125529
振動ジャイロ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
尾関 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-005636
公開番号(公開出願番号):特開2006-194701
出願日: 2005年01月12日
公開日(公表日): 2006年07月27日
要約:
【課題】振動子の温度変化に応じて変動するバイアスを精度よく補償した角速度信号ωaを生成し、かつ信頼性の高い簡単な構造の振動ジャイロの提供。【解決手段】検出信号101bは、振動子1が受ける角速度ωを表す。振動子1の共振周波数は振動子1の温度の関数である。自励発振部2は振動子1の共振周波数で自励振動をする。この自励振動による信号102は、周波数の情報を保持したまま波形整形信号103となり、信号103の周波数は周波数計測部81で計測される。周波数計測部81の出力181は、周波数データであるが、振動子1の温度に対応しているので、温度信号181として出力される。バイアス補償量演算部82は、温度信号181で表される温度データに基づき、バイアス補償量信号108を生成する。アナログ加算器9は、角速度信号107にバイアス補償量信号108を加え、バイアスの補償された角速度信号ωaを生成する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
振動子と、該振動子の1つの共振周波数を駆動信号として、該振動子を駆動する振動子駆動手段と、該振動子が受ける角速度に応じて該振動子に現れるコリオリ振動を検出する手段と、該振動子が該角速度を受けていないときにおけるコリオリ振動検出手段の出力値であるバイアスを補償するためのバイアス補償量を生成するバイアス補償量生成手段と、該コリオリ振動検出手段の出力と該バイアス補償量との合成をし、該コリオリ振動検出手段の出力から該バイアスを除くことにより、該バイアスを含まない角速度信号を生成するバイアス除去手段とを有する振動ジャイロにおいて、
前記バイアス補償量生成手段は、前記共振周波数に応じて前記バイアス補償量を生成することを特徴とする振動ジャイロ。
IPC (3件):
G01C 19/00
, G01C 19/56
, G01P 9/04
FI (3件):
G01C19/00 Z
, G01C19/56
, G01P9/04
Fターム (4件):
2F105BB09
, 2F105CD01
, 2F105CD05
, 2F105CD11
引用特許: