特許
J-GLOBAL ID:201003045875491245
制振ダンパ及び構造物
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-050747
公開番号(公開出願番号):特開2010-203164
出願日: 2009年03月04日
公開日(公表日): 2010年09月16日
要約:
【課題】建物の制振構造に使用する制振ダンパにおいて、構造材の間に連結するのに適した構造及び制振に適した減衰力特性を得る。【解決手段】油液及びガスを封入したシリンダ2内にピストンロッド3が連結されたピストン4を摺動可能に挿入する。シリンダ2とピストンロッド3との間をシールするオイルシール7にグリス溜め28を設ける。ピストンロッド3の伸び側のストロークに対して、ディスクバルブ14が逆止弁として機能して減衰力を発生せず、縮み側のストロークに対して、ディスクバルブ14がその開度に応じて大きな減衰力を発生する。これにより、オイルシール7の負担を軽減し、また、構造材への取付部に作用する引張り荷重を軽減する。グリス溜め28によってオイルシール7にグリスを供給することにより、作動頻度が低い場合でも、ピストンロッド3を円滑にストロークさせて安定した減衰力特性を得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
油液及びガスが互いに接触する状態で封入されたシリンダと、該シリンダ内に挿入されたピストンと、該ピストンに連結されて前記シリンダの上端側から外部に突出するピストンロッドと、前記シリンダの上端部に設けられて前記ピストンロッドとの間をシールするシール手段と、該シール手段にグリスを供給するグリス溜めと、前記ピストンに設けられ、前記ピストンロッドの伸び側よりも縮み側のストロークに対して大きな減衰力を発生させる減衰力発生機構とを備え、
建物の構造材の間に前記シリンダの上端側を上側に向けて直立又は傾斜させて取付けられることを特徴とする制振ダンパ。
IPC (2件):
FI (3件):
E04H9/02 311
, F16F9/32 R
, F16F9/32 L
Fターム (14件):
2E139AA01
, 2E139AC02
, 2E139AC22
, 2E139AC33
, 2E139BA12
, 2E139BD18
, 3J069AA50
, 3J069CC13
, 3J069CC19
, 3J069DD02
, 3J069DD07
, 3J069EE04
, 3J069EE25
, 3J069EE64
引用特許:
審査官引用 (4件)
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建築物の制振構造及び制振工法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-329116
出願人:学校法人早稲田大学, 株式会社ハウジング・ソリューションズ
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油圧式オートテンショナ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-186945
出願人:NTN株式会社
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車両の油圧緩衝装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-383120
出願人:株式会社ショーワ
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油圧式ダンパ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-191716
出願人:日立機材株式会社
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