特許
J-GLOBAL ID:201003046318875290

電気化学キャパシタの製造方法およびそれを用いて製造された電気化学キャパシタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 内藤 浩樹 ,  永野 大介 ,  藤井 兼太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-134852
公開番号(公開出願番号):特開2010-283116
出願日: 2009年06月04日
公開日(公表日): 2010年12月16日
要約:
【課題】本発明では、電気化学キャパシタの製造時における負極の電位上昇が抑制された電気化学キャパシタの製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明では、電気化学キャパシタの製造方法において、プレドープ工程時に、負極3の表裏面へリチウム膜8を形成し、このリチウム膜8の上に飽和炭化水素を主成分としたオイル、または側鎖がアルキル基であるシリコーンを主成分としたオイルから成る保護層9を形成した。これにより、この保護層9が化学的に不活性であるため、これまでプレドープ工程までの間に雰囲気中の化合物とリチウム膜8の表面が反応して生じたリチウム膜8の失活を抑制し、プレドープ工程における負極3の電位上昇を抑制することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
アニオンを吸脱着する正極電極層を金属から成る集電体の表面に形成して正極を作製する正極作製工程と、 リチウムイオンを吸蔵する負極電極層を金属から成る集電体の表面に形成して負極を作製する負極作製工程と、 前記正極および前記負極を対向させ、この正極と負極の間にセパレータが介在するように素子を作製する素子作製工程と、 リチウムイオン供給源を準備するリチウム準備工程と、 前記素子とリチウムイオンを含む電解液と前記リチウムイオン供給源を外装体に収容する収容工程と、 リチウムイオンを前記負極電極層の内部へ吸蔵するプレドープ工程とから成り、 前記リチウム準備工程において準備するリチウムイオン供給源が、金属リチウムとこの金属リチウムの表面に形成された保護層とから成る電気化学キャパシタの製造方法。
IPC (4件):
H01G 9/155 ,  H01G 9/058 ,  H01G 9/016 ,  H01G 9/038
FI (4件):
H01G9/00 301Z ,  H01G9/00 301A ,  H01G9/00 301F ,  H01G9/00 301D
Fターム (11件):
5E078AA01 ,  5E078AA14 ,  5E078AB06 ,  5E078AB13 ,  5E078BA26 ,  5E078BA38 ,  5E078DA06 ,  5E078FA12 ,  5E078HA05 ,  5E078LA08 ,  5E078ZA03
引用特許:
出願人引用 (14件)
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審査官引用 (18件)
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