特許
J-GLOBAL ID:201003047244180453

ポリ乳酸系フィルムまたはシート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 高島 一 ,  土井 京子 ,  鎌田 光宜 ,  田村 弥栄子 ,  山本 健二 ,  村田 美由紀 ,  望月 秀晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-229735
公開番号(公開出願番号):特開2010-106272
出願日: 2009年10月01日
公開日(公表日): 2010年05月13日
要約:
【課題】耐熱性が改善されたポリ乳酸系フィルムまたはシートの提供。【解決手段】ポリ乳酸を含む樹脂組成物を溶融成膜法により成膜するフィルムまたはシートであって、樹脂組成物は、ポリ乳酸(A)と、酸性官能基を含み、その酸価が10〜70mgKOH/gであり、かつ、重量平均分子量10,000〜80,000である、酸性官能基変性オレフィン系ポリマー(B)と、テトラフルオロエチレン系ポリマー(C)をそれぞれ含んでなり、溶融成膜時の樹脂組成物の温度が、樹脂組成物の降温過程での結晶化温度(Tc)+15°Cの温度から、昇温過程での融解温度(Tm)-5°Cの間の温度であるか、または溶融成膜された該樹脂組成物が、降温過程での結晶化温度(Tc)±10°Cで温度制御化能な工程を経てから冷却固化されることを特徴とする、フィルムまたはシートの製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
溶融成膜法を用いてポリ乳酸を含む樹脂組成物のフィルムまたはシートを製造する方法であって、 樹脂組成物は、 ポリ乳酸(A)と、 酸性官能基を含み、その酸価が10〜70mgKOH/gであり、かつ、重量平均分子量10,000〜80,000である、酸性官能基変性オレフィン系ポリマー(B)と、 テトラフルオロエチレン系ポリマー(C)を含んでなり、 溶融成膜工程における樹脂組成物の温度が、 樹脂組成物の降温過程での結晶化温度(Tc)+15°Cの温度から、昇温過程での融解温度(Tm)-5°Cの間の温度であるか、 または、溶融成膜された該樹脂組成物が、降温過程での結晶化温度(Tc)±10°Cの結晶化促進工程を経てから冷却固化されることを特徴とする、 フィルムまたはシートの製造方法。
IPC (1件):
C08J 5/18
FI (1件):
C08J5/18
Fターム (9件):
4F071AA14 ,  4F071AA27 ,  4F071AA43 ,  4F071AC15 ,  4F071AE22 ,  4F071AF11Y ,  4F071BB03 ,  4F071BB04 ,  4F071BC01
引用特許:
審査官引用 (11件)
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引用文献:
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