特許
J-GLOBAL ID:201003048680743060

モータ制御装置および電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 島田 明宏 ,  川原 健児
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-325592
公開番号(公開出願番号):特開2010-148319
出願日: 2008年12月22日
公開日(公表日): 2010年07月01日
要約:
【課題】温度により変化する配線抵抗等による制御精度の低下を解消または抑制し、高い精度でモータを駆動できるモータ制御装置を提供する。【解決手段】指令電流算出部21は、dq軸上の指令電流id*、iq*を求める。オープンループ制御部22は、指令電流id* 、iq* と角速度ωe に基づき、モータの回路方程式に従いdq軸上の指令電圧vd 、vq を求める。dq軸/3相変換部23は、指令電圧vd 、vq を3相の指令電圧に変換する。配線温度算出部27は配線を流れる電流から配線温度を算出し、配線抵抗算出部28は配線温度に応じた配線抵抗を算出する。3相電圧補正部29は、配線抵抗等による上記印加電圧の低下を補償するため、低下がない場合の印加電圧の各相毎の時間平均値に実際の値が一致するよう、算出された配線抵抗に応じて指令電圧を補正するので、配線抵抗等による制御精度の低下を解消または抑制できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
n相(nは3以上の自然数)のモータを駆動するモータ制御装置であって、 前記モータの駆動に用いられる指令電圧のレベルを求める制御手段と、 前記制御手段で求めたレベルの電圧を用いて単位周期毎に所定のパルス幅を有するパルス幅変調(PWM)信号を生成するモータ駆動信号生成手段と、 前記モータ駆動信号生成手段からの前記パルス幅変調信号に基づき、前記モータを駆動するための複数のスイッチング素子を有し、前記複数のスイッチング素子が前記パルス幅変調信号によってオン・オフされることにより前記モータに電流を供給するスイッチング回路を含むモータ駆動回路と、 電源から前記モータ駆動回路までの電流経路上の電子部品を含む配線の温度を求める配線温度算出手段と、 前記配線温度算出手段で求めた配線温度に基づき、前記配線の抵抗値を求める抵抗値算出手段と を備え、 前記制御手段は、前記スイッチング素子のオン・オフ状態に応じて、前記モータ駆動回路に加わる電圧の変化が補償されるよう前記抵抗値算出手段で求めた前記抵抗値に応じて前記指令電圧のレベルを補正することを特徴とする、モータ制御装置。
IPC (2件):
H02P 6/08 ,  B62D 6/00
FI (2件):
H02P6/02 371H ,  B62D6/00
Fターム (36件):
3D232CC30 ,  3D232CC44 ,  3D232CC45 ,  3D232DA15 ,  3D232DA23 ,  3D232DA63 ,  3D232DA67 ,  3D232DC08 ,  3D232DC09 ,  3D232DC10 ,  3D232DD01 ,  3D232DD02 ,  3D232DD05 ,  3D232DD10 ,  3D232DE02 ,  3D232EA01 ,  3D232EC23 ,  3D232GG01 ,  5H560AA10 ,  5H560BB04 ,  5H560DA10 ,  5H560DC03 ,  5H560DC05 ,  5H560DC12 ,  5H560EB01 ,  5H560EC01 ,  5H560EC10 ,  5H560GG04 ,  5H560JJ02 ,  5H560JJ16 ,  5H560SS02 ,  5H560TT11 ,  5H560TT15 ,  5H560UA05 ,  5H560XA12 ,  5H560XA13
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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