特許
J-GLOBAL ID:201003049796567010

自律平衡型ヒートポンプユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉川 晃司 ,  吉川 明子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-090012
公開番号(公開出願番号):特開2010-243001
出願日: 2009年04月02日
公開日(公表日): 2010年10月28日
要約:
【課題】従来のヒートポンプユニットでは、加熱と冷却の熱量をバランスさせ、加熱冷却対象物の温度を制御する二次的なシステムが必要となり、システム全体が複雑になって、効率の高いヒートポンプの普及の妨げになっていた。【解決手段】調整用凝縮器9と、調整用蒸発器13と、冷媒状態を監視する冷媒状態監視手段(A,B,C,D)と、凝縮器7と蒸発器15における熱移動による加熱対象と冷却対象の温度を監視する加熱・冷却温度監視手段(E,F)と、圧縮機5等の自律制御により、前記監視対象を目標範囲に収める制御手段21とを備え、加熱熱量と冷却熱量をバランスさせ、加熱対象物や冷却対象物の温度を設定された温度に保つことができる。これによって乾燥装置、農業ハウスの冷暖房、水の蒸留、工場における排熱のカスケード利用、店舗のショーケースの適温維持など、さまざまな分野へのヒートポンプの応用が可能になる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
冷媒循環経路に圧縮機、凝縮器、膨張弁および蒸発器が介挿されてなる蒸気圧縮式冷凍サイクルによって構成される自律平衡型ヒートポンプユニットにおいて、 前記冷媒循環経路に前記凝縮器と直列に介挿された交換熱量可変の調整用凝縮器と、前記冷媒循環経路に前記蒸発器と直列に介挿された交換熱量可変の調整用蒸発器と、膨張弁前と蒸発と吸入と吐出の位置における冷媒状態を監視する冷媒状態監視手段と、前記圧縮機等の制御により、前記監視対象を目標範囲に収める制御手段とを備え、前記制御手段により、冷凍サイクル内の放熱熱量と吸熱熱量を自律的に平衡させることを特徴とするヒートポンプユニット。
IPC (3件):
F25B 29/00 ,  F25B 5/04 ,  F25B 6/04
FI (3件):
F25B29/00 361Z ,  F25B5/04 Z ,  F25B6/04 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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