特許
J-GLOBAL ID:201003050946745360

トルクリミッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 文二 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-197415
公開番号(公開出願番号):特開2010-032022
出願日: 2008年07月31日
公開日(公表日): 2010年02月12日
要約:
【課題】樹脂製ハウジングを用いたばね式のトルクリミッタにおいて、鉄系金属製の内輪やコイルばねの酸化を防止し、安定したトルクとその制限機能を発揮できるトルクリミッタとすることである。【解決手段】外環部材1と、その内部に挿入され一端のボス部において相対回転可能に支持された内輪2と、この内輪2の外径面に所要の締め代をもって装着されたコイルばね4と、外環部材1の他端部においてその内径面に嵌合固定され内輪外径面との間を閉塞する蓋部材3とからなり、コイルばね4の一端部を外環部材1に、他端部を蓋部材3に係合させ、内輪2と外環部材1とが相対回転する際にコイルばね4に生じる拡径作用により所定のトルクを発生させるようにしたトルクリミッタにおいて、外環部材1が、40°C、相対湿度95%、48時間の環境下で1kg当たりの有機酸発生量が2.5mg以下の安定化ポリアセタール樹脂などの合成樹脂で形成されたトルクリミッタとする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
外環部材と、その内部に挿入され一端のボス部において相対回転可能に支持された内輪と、この内輪の外径面に所要の締め代をもって装着されたコイルばねと、前記外環部材の他端部においてその内径面に嵌合固定され内輪外径面との間を閉塞する蓋部材とからなり、前記コイルばねの一端部を前記外環部材に、他端部を前記蓋部材に係合させ、前記内輪と外環部材とが相対回転する際に前記コイルばねに生じる拡径作用により所定のトルクを発生させるようにしたトルクリミッタにおいて、 前記外環部材が、40°C、相対湿度95%、48時間の環境下で1kg当たりの有機酸発生量が2.5mg以下の合成樹脂で形成されたものであることを特徴とするトルクリミッタ。
IPC (1件):
F16D 7/02
FI (1件):
F16D7/02 F
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • トルクリミッタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-363087   出願人:NTN株式会社
  • トルクリミッタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-362804   出願人:NTN株式会社
  • ポリアセタール樹脂
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-082305   出願人:旭化成ケミカルズ株式会社
審査官引用 (1件)

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