特許
J-GLOBAL ID:201003052198118393

地震動波形推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-015348
公開番号(公開出願番号):特開2010-175274
出願日: 2009年01月27日
公開日(公表日): 2010年08月12日
要約:
【課題】地震発生時に、想定点において必要とされる周波数帯の地震動波形を高い精度でリアルタイムに推定することができる地震動波形推定方法を提供する。【解決手段】地震発生予測地域A1で観測された過去の地震動波形からリアルタイムで第1のフィルタを介して想定点において対象となる周波数帯の地震動波形を抽出し、想定点A3(A4)で観測された上記過去の地震動波形から第2のフィルタを介して周波数帯の地震動波形を抽出し、得られた周波数帯の地震動波形から地震発生予測地域と想定点との間の伝達関数を求め、第1のフィルタの周波数特性に当該伝達関数を掛け合わせた周波数伝達特性を有する地震動予測フィルタを作成して、地震発生時に地震発生予測地域で観測された地震動波形を地震動予測フィルタに入力することにより、想定点における上記周波数帯の地震動波形をリアルタイムで推定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
過去の地震時に地震発生予測地域で観測された地震動波形と上記地震発生予測地域から離れた特定の想定点において観測された地震動波形とに基づいて、新たな地震発生時に上記想定点における地震動波形をリアルタイムに推定する地震動波形推定方法において、 上記過去の地震時における上記地震動波形を得るに際して、上記地震発生予測地域で観測された上記地震動波形から、リアルタイムで第1のフィルタを介して上記想定点において上記新たな地震発生時に到達する地震動の大きさを判断するための対象となる周波数帯の地震動波形を抽出し、上記想定点で観測された上記地震動波形から当該地震動波形の形状および位相にずれを生じない第2のフィルタを介して上記周波数帯の地震動波形を抽出し、これら地震発生予測地域および想定点で得られた上記周波数帯の地震動波形から上記地震発生予測地域と上記想定点との間の伝達関数を求めた後に、上記第1のフィルタの周波数特性に当該伝達関数を掛け合わせた周波数伝達特性を有する地震動予測フィルタを作成し、 上記新たな地震発生時に、上記地震発生予測地域で観測された上記地震動波形をリアルタイムに上記地震動予測フィルタに入力することにより、上記想定点における上記周波数帯の地震動波形をリアルタイムで推定することを特徴とする地震動波形推定方法。
IPC (1件):
G01V 1/30
FI (1件):
G01V1/30
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (2件)
  • REAL-TIME PREDICTION OF EARTHQUAKE GROUND MOTION USINGEMPIRICAL TRANSFER FUNCTION
  • The 14th World Conference on Earthquake Engineering Oral Program 抜粋, 20081012
審査官引用 (2件)
  • REAL-TIME PREDICTION OF EARTHQUAKE GROUND MOTION USINGEMPIRICAL TRANSFER FUNCTION
  • The 14th World Conference on Earthquake Engineering Oral Program 抜粋, 20081012

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