特許
J-GLOBAL ID:201003055929424757

機械部品の研削方法および上記方法を行なうための研削盤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  仲村 義平 ,  堀井 豊 ,  野田 久登 ,  酒井 將行 ,  荒川 伸夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-524211
公開番号(公開出願番号):特表2010-500929
出願日: 2008年02月27日
公開日(公表日): 2010年01月14日
要約:
たとえば駆動軸として用いられ、研削プロセス中に長手方向軸の周りを回転し、かつ、一方の軸端にジャーナルを備え、反対側の端部に凹部を備える機械部品の研削方法を開示する。研削プロセスは同一の研削盤の中で行なわれる。上記の研削方法において、機械部品は、解放可能なクランプジョー(6)およびセンタリング先端部を有する工作物スピンドルヘッド(4)のチャック、バックレスト(11)、および/または心押し台クイル(8)によって、異なる締着された状態にされる。締着された状態の変更には、すべての異なる締着された状態において単一の研削盤の中で同じ位置、すなわち締着された位置に機械部品が留まり、その結果、より正確な大きさ、形状および位置を経済的な態様で得ることができ、研削されるべき機械部品のすべてのエリアが連続的に研削ディスクにアクセスできるという利点がある。
請求項(抜粋):
長手方向軸の周りを回転するように駆動され、かつ、一方の軸端にジャーナル(32)を有し、反対側の端部に内側凹部(36)を有する機械部品(31)の研削方法であって、 外面は第1の砥石車(20)を用いて研削され、前記内側凹部の周面は第2の砥石車(23)を用いて研削され、工作物主軸台(4)、心押し台(7)および少なくとも1つの振れ止め(11)が研削中に前記機械部品(31)を締着するために設けられており、前記方法は、 a) 前記工作物主軸台(4)の前記チャック(6)が、解放可能なクランプジョー(27)で前記機械部品(31)の前記ジャーナル(32)を囲み、同時に前記ジャーナル(32)の端面にセンタリング先端部(26)を嵌める一方で、心押し台スリーブ(8)が、適合されたピン(9)を用いて、前記機械部品(31)の前記内側凹部(36)に嵌まる第1の締着された状態が開始される方法ステップと、 b) 第1の締着された状態で、振れ止め台座(38)が第1の砥石車(20)を用いて前記機械部品(31)の外周上に研削される方法ステップと、 c) 前記機械部品(31)が、前記振れ止め台座(38)の場所で前記振れ止め(11)によって支持され、前記第2の砥石車(23)を前記機械部品(31)の前記内側凹部(36)に挿入できるほど十分遠くに離れるように、前記心押し台(7)が軸方向に前記機械部品(31)から動かされる第2の締着された状態が開始される方法ステップと、 d) 第2の締着された状態で、前記内側凹部(36)の回転対称な周面が前記第2の砥石車(23)を用いて研削される方法ステップと、 e) 前記第2の砥石車(23)が遊休位置に戻され、前記振れ止め(11)が非稼動状態にされ、第1の締着された状態が戻る方法ステップと、 f) 戻った第1の締着された状態で、前記ジャーナル(32)を除いて、前記第1の砥石車(20)を用いて、必要なエリアが前記機械部品(31)の外側輪郭上で研削される方法ステップと、 g) 前記工作物主軸台(4)の前記チャック(6)における前記クランプジョー(27)が前記ジャーナル(32)から解放され、軸方向に前記チャック(6)に引込まれ、その結果、前記機械部品(31)が依然として前記工作物主軸台(4)のセンタリング先端部(26)と前記心押し台スリーブ(8)との間でだけ締着されている第3の締着された状態が開始される方法ステップと、 h) 第3の締着された状態で、前記ジャーナル(32)の周が前記第1の砥石車(20)を用いて研削される方法ステップとを有する、方法。
IPC (1件):
B24B 5/04
FI (1件):
B24B5/04
Fターム (4件):
3C043AA01 ,  3C043AA12 ,  3C043CC02 ,  3C043DD05
引用特許:
審査官引用 (8件)
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