特許
J-GLOBAL ID:201003056043009186

Cuめっきフェライト系ステンレス鋼板および多重巻き鋼管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小松 高 ,  和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-268537
公開番号(公開出願番号):特開2010-095768
出願日: 2008年10月17日
公開日(公表日): 2010年04月30日
要約:
【課題】Cuめっき層融着処理で結晶粒の粗大化が顕著に抑制される多重巻き鋼管に適したCuめっきフェライト系ステンレス鋼板を提供する。【解決手段】質量%で、C:0.03%以下、Si:3%以下、Mn:2%以下、P:0.05%以下、S:0.03%以下、Cr:11〜30%、Nb:0.15〜0.8%、N:0.03%以下であり、任意にTi、Alの1種以上:合計0.4%以下、Mo、Cu、V、Wの1種以上:合計4%以下、Ni、Coの1種以上:合計5%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物であり、Ti≦NのときA=Nb-(C×92.9/12+N×92.9/14)、Ti>NのときA=Nb-C×(92.9/12)/2で定まるA値が0.1以上であり、析出物の最大粒子径が0.25μm以下、析出物の面積率が0.05%以上であるフェライト系ステンレス鋼板を基材とするCuめっきステンレス鋼板。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.03%以下、Si:3%以下、Mn:2%以下、P:0.05%以下、S:0.03%以下、Cr:11〜30%、Nb:0.15〜0.8%、N:0.03%以下、残部がFeおよび不可避的不純物であり、下記A値が0.1以上となる化学組成のフェライト系ステンレス鋼板を基材とし、その少なくとも片面にCuめっき層を持ち、基材の鋼素地中には析出物が分布しており、断面SEM観察により求まる析出物の最大粒子径dmaxが0.25μm以下、析出物の面積率fが0.05%以上であるCuめっき層融着接合用Cuめっきステンレス鋼板。 A=Nb-(C×92.9/12+N×92.9/14) ...(1)
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/58
FI (3件):
C22C38/00 302Z ,  C22C38/38 ,  C22C38/58
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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