特許
J-GLOBAL ID:201003057301053264

高可用システム及び実行状態制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (21件): 鈴江 武彦 ,  蔵田 昌俊 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  福原 淑弘 ,  峰 隆司 ,  白根 俊郎 ,  村松 貞男 ,  野河 信久 ,  幸長 保次郎 ,  河野 直樹 ,  砂川 克 ,  風間 鉄也 ,  勝村 紘 ,  河井 将次 ,  佐藤 立志 ,  岡田 貴志 ,  堀内 美保子 ,  竹内 将訓 ,  市原 卓三 ,  山下 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-190021
公開番号(公開出願番号):特開2010-026932
出願日: 2008年07月23日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】独立した計算機上の仮想計算機を組み合わせて二重化し、メイン側とクローン側とが独立して持つ両ストレージの状態を一致させながら、両仮想計算機の実行状態を同期させる高可用システムを提供すること。【解決手段】メイン側HVは、メイン側VMに対するイベントに関する同期情報を収集し、クローン側HV200へ伝える。中断状態比較部207と復帰状態設定部209とブレークポイント設定部210は、同期情報に従いVM250の入力に係る実行状態をメイン側VMと同一になるように制御する。その際、割り込み情報判定部212は、該同期情報に係るイベントが、メイン側仮想ストレージからのI/O完了割り込み(又はこれに対応する割り込みハンドラ呼び出し)である場合には、該同期情報が受信され且つ仮想ストレージ240からのI/O完了割り込みが捕捉されるまで、該同期情報に関係する制御を待ち合わせる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1の仮想計算機並びに該第1の仮想計算機及び第1の仮想ストレージを管理する第1のハイパーバイザが稼働する第1の計算機と、該第1の仮想計算機が実行する処理と同一の処理を該第1の仮想計算機より遅延して実行する第2の仮想計算機並びに該第2の仮想計算機及び第2の仮想ストレージを管理する第2のハイパーバイザが稼働する第2の計算機とを含む高可用システムであって、 前記第1のハイパーバイザは、 前記第1の仮想計算機の処理の実行中に発生した、該第1の仮想計算機に対する入力を伴うイベントに関する同期情報を収集する収集部と、 収集した前記同期情報を、前記第2のハイパーバイザへ送信する送信部とを備え、 前記第2のハイパーバイザは、 前記第1のハイパーバイザから、前記同期情報を受信する受信部と、 受信した前記同期情報に従って、前記第2の仮想計算機の入力に係る実行状態を、前記第1の仮想計算機の入力に係る実行状態と同一になるように、制御する制御部とを備え、 前記制御部は、前記同期情報に係るイベントが、前記第1の仮想ストレージからのI/O完了割り込みとこれに対応する割り込みハンドラ呼び出しとのうちで予め定められたものである場合には、該同期情報が受信され、且つ、該I/O完了割り込みに対応する前記第2の仮想ストレージからのI/O完了割り込みが捕捉された後に、該同期情報に関係する前記制御を行うことを特徴とする高可用システム。
IPC (2件):
G06F 9/52 ,  G06F 9/46
FI (2件):
G06F9/46 475C ,  G06F9/46 350
引用特許:
出願人引用 (4件)
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