特許

J-GLOBAL ID：201003057657933323

マイクロ波発振素子及びマイクロ波発振装置

発明者： 齊藤 英治 ,  梶原 瑛祐
出願人/特許権者： 学校法人慶應義塾
代理人 (4件)： 眞鍋 潔 ,  柏谷 昭司 ,  渡邊 弘一 ,  伊藤 壽郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-094681
公開番号（公開出願番号）：特開2010-245419
出願日： 2009年04月09日
公開日（公表日）： 2010年10月28日
要約：

【課題】マイクロ波発振素子及びマイクロ波発振装置に関し、複雑な成膜工程や微細加工の必要がない簡単な素子構造によりマイクロ波発振を可能にする。【解決手段】強磁性体層11とスピン軌道相互作用を有する金属層12との積層構造からなり、金属層両端の端子131、132との間に電源14から電圧を印加して、金属層12に電流を流す事で、スピンホール効果により金属層12から強磁性体層11へ純スピン流が注入され、マイクロ波発振を励起する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

強磁性体層と、スピン軌道相互作用を有する金属層との接合界面を有し、前記金属層から前記強磁性体層へ純スピン流を注入してマイクロ波発振を励起するマイクロ波発振素子。

IPC (3件)：

H01L 29/82 ,  H03B 5/18 ,  H03B 15/00

FI (3件)：

H01L29/82 Z ,  H03B5/18 E ,  H03B15/00

Fターム (26件)：

5F092AB10 ,  5F092AC21 ,  5F092BD03 ,  5F092BD04 ,  5F092BD06 ,  5F092BD13 ,  5J081AA11 ,  5J081BB06 ,  5J081CC06 ,  5J081CC11 ,  5J081CC42 ,  5J081CC46 ,  5J081DD30 ,  5J081EE12 ,  5J081JJ02 ,  5J081JJ13 ,  5J081JJ14 ,  5J081JJ15 ,  5J081JJ17 ,  5J081KK02 ,  5J081KK17 ,  5J081KK22 ,  5J081KK24 ,  5J081LL01 ,  5J081MM06 ,  5J081MM09

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 磁気素子、磁気記録ヘッド及び磁気記録装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-120307   出願人：株式会社東芝
• 磁性発振素子、磁気センサおよび磁気再生装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-332940   出願人：株式会社東芝
• マイクロ波伝送回路一体型マイクロ波発生素子及びマイクロ波伝送回路一体型マイクロ波検出素子
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-069533   出願人：独立行政法人科学技術振興機構, 独立行政法人産業技術総合研究所
• 強磁性薄膜同調マイクロ波発振器
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2007-531605   出願人：コミサリアアレネルジアトミク

引用文献：

審査官引用 (1件)

• Electric Manipulation of Spin Relaxation Using the Spin Hall Effect